WindowsからUbuntu/FedoraなどのいくつかのLinuxをインストールするためのツールUNetbootnです。このツールはCDを焼かずにネットワークからインストール、パーティションも切れるためWindowsしかインストールされていないマシンを簡単にデュアルブート化できます。またこのUNetbootinはLinuxでも動作します。
ちなみにUNetbootinのページには他にもちょっと面白そうなLinuxベースのLinuxインストーラLubiや、Windowsからの移行のための強力なツールWubi,LubiでインストールしたLinux をリアルなパーティションにセットアップできるLVPM、少し前に紹介したremastersysと似た現在のシステムをブータブルイメージとしてバックアップするBubakupなどが開発されています。
VMwareやWubiなどもお手軽でいいのですが、やはりネイティブのパーティションの方がパフォーマンス的に有利です。Linuxを使ってみて気に入った方は是非デュアルブートにしてみてください。意外にWindowsなんてなくてもなんとかなると感じるのではないでしょうか。
UNetbootinで現在インストールがサポートされているLinuxディストリビューションは以下の通り。
- Arch Linux (...これ知らないですが)
- Debian Etch / Lenny / Sid
- Fedora 7
- Mandriva 2007
- OpenSUSE 10.2
- Ubuntu 6.06 / 6.10 / 7.04 / 7.10
以下に英文ですがUnetbootinにUbuntu Feistyをインストールする際の詳しいスクリーンショット入りの解説があります。
使い方を簡単に紹介すると
- Sourceforgeからインストールしたいシステム向けのファイルをダウンロードします
- 例としてUbuntu 7.10をインストールする場合"Ubootin Ubuntu 7.10"
- unetbootin-ubuntu710rev34.exeをダウンロードします。(9MB位)
- Wクリックします
- 再起動するとブートメニューに"Ubuntu"が追加されますので選びます
- 後はインストール手順に従ってインストール。ファイルもネットワークからDLてくれます。
以上です。
Linuxのインストールに慣れている方は、なんだと思われると思います。要するにブートローダの設定をいじって、ネットワークインストーラをインストールしてくれるツールなのですが、自分で設定ファイルをいじったり、CDを焼く手間もありませんし、お手軽ではないでしょうか。
私も今まで何度となくLinuxをインストールしてきましたが、やはりノートPCは面倒なことが多いです。またデスクトップでも最初の1枚だけ焼いて、残りはローカルftpに落としておいて、そこからインストールなんていうのを良くやります。その手間すら要らないのでだいぶ楽そうです。
ご注意:Ubuntuをインストールされた場合、そのままでも国際化されていますが、よりしっかりした日本語対応がなされている日本語ローカライズバージョンのリポジトリを追加してアップデートをして下さい。
最近Wubiをはじめとして、LinuxへのWindowsからの移行パスを楽にするソフトが増えてきてます。10年前とはインストールの楽さが天と地ほどの差がありますね。興味はあるけどメインマシンではちょっとという方、Windowsに飽きた方、サブのマシンでもwubiでもいいので是非一度使ってみてください。UbuntuをWindowsパーティションに簡単にインストール出来るWubi (blog@browncat.org)
コメント (1)
ユネットブーティンDLしたんですが、Linuxで起動しません。
助けてください。
中一です。pcにちょっと強いだけなんで、一から説明してくれたらと思います。長文失礼しました。
投稿者: FALCON | 2010年03月13日 22:35
日時: 2010年03月13日 22:35