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VirtualBoxはVT-xを使うと遅いそうな

オープンソースの仮想マシンVirtualBoxの記事でIntelのVT-x機能を使っても逆に遅くなってしまうとのこと。マシンをパワーアップしようかと思っていたり、VirtualBoxの機能にも興味があったのですが、VTやAMD-Vに対応したマシンが手元にないため、どんなものかと思っていたところ

ここを見る限り安定性に問題がある場合を除いてVT-xを使わないほうが速いとの結果。Developer FAQにも"我々の仮想化技術は洗練されているので、VT-xを使わないほうが速い"とあります。上のTombuntuの記事が裏付けた形になりますね。 

またVirtualBoxのドキュメントを見るとTicklessカーネルではまだ動作しないとあります。またネットワークの性能が今ひとつとのレポートもあるようです。

XenやVMwareでは仮想化機能を使ったほうが性能が向上するようですし、VirtualBoxが特別に速いという話もなさそうなので、どこがどう違うんだろう?結局x86のリングを使ってやる方法だと思うんですが(real modeはQEMU)。。。確かに現状のCPUのVT-x/AMD-V機能でしたらチューニングで似たような性能になることは想像できますが。。。

とりあえずマシンのパワーアップは消えないうちにシングルコアマシンをAthlon 64 x2(939)へCPU換装とHDDの容量アップくらいにとどめようかな。どうせやるなら1.5倍程度はパワーアップしないとですしね。

で、ちょっとVirtualBoxに興味を持ったので勉強のために見てみようかとおもったのですが、ソースtarballが約23Mとそこそこな量あります。コア部分はそう大きくないとは思いますが、そっとしておくことにしました(へたれですいません)

それにしてもリアルタイムOS系、仮想マシン関係といずれもOSの中やドライバと下のレイヤーでごにょごにょするわけで、これらを取り込むような枠組みがカーネルにあったら面白そうですね。

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2007年10月05日 12:19に投稿されたエントリーのページです。

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