2009年05月25日

ログ監視に便利そうなinotailのメモ

Ubuntuをいじっていて面白そうなツールを見つけたのでメモ。

名前から想像されるとおりtailコマンドにinotifyを使ったもの。システム管理やデバッグ時にログファイル監視するような場合"tail -f /var/log/hogehoge"などとやりますが、このファイルの更新の検出をinotifyでやるようです。他の機能はtailとだいたい同じ。

利点はinotifyを利用することで待機中に負荷をほとんど食わないこと。反応が速いこと。

インストール

  • 普通にsudo apt-get install inotail
使い方(例)
  • inotail -f /var/log/messages

ログファイルが更新されたら直ぐに表示されます。"tail --follow=name"相当な機能があるかどうかは不明。

地味ですが本家のtailに入っていてもいい機能かと(既に入っているのかは未確認)

2009年05月08日

ASUS EeePC S101でUbuntu Netbook Remix

ASUS EeePC S101はさほど人気がないようなのですが、サイズ、重さ、デザイン、キーボード、SSDの速度などそれなりにいい感じでまとまっていて、バッテリーの持ちが少し弱いものの一日使えるマシンです。

で、Ubuntu 9.04のNetbook Remixをインストールしてみました。

  1. インストールは全く問題なし
  2. ディスプレイ周り -- OK
  3. Wifi -- OK
  4. サウンド -- OK
  5. Webカメラ -- OK
  6. Bluetooth -- OK
  7. fnキーでサスペンド、音量の調整、ミュート、バックライト調整等 -- OK

901で行った前エントリーと同じチューニングを適用

ということで、今の所不都合らしい点は見あたらず全く問題なく使用できています。
UNR素晴らしいですね。eeeubuntuのUNRもそのうち試してみようと思いつつ。

これだけではなんなので少しだけTipsを覚え書きしとくと、最近増えているLCDが10インチ以上のタイプのUMPC。8.9インチ以下のものより少し画面サイズに余裕があるものの某社の制限により未だに1024x600止まり。字が大きくて見やすいのはいいのですが、もう少し画面を活用したいものです。

"設定">"フォント"タブ>"詳細"で一番上の解像度を96からもう少し小さい値(72とか88とか)にして再ログインすると少しだけ幸せになれるかもしれません。

2009年05月02日

Ubuntu 9.04のNetbook RemixをEeePCで使ってみた

遅ればせながら先日リリースされたUbuntu 9.04 Jaunty JackalopeのNetbook RemixをAsus EeePC 901に入れてみました。このNetbook Remix(略してUNR)は画面が狭くCPUパワー、メモリに制限のあるNetbook向けにチューニングされたもの。

動作確認済みのNetbookはHardwareSupport/Machines/Netbooks - Ubuntu Wikiで確認できます。動作良好なTier1,多少問題があるTier2, 問題があるTier3と分類されており

  • Tier1
    Acer Aspire One, Asus EEEPC 1000,900a,901, Dell Mini 9
    Lenovo S10, Medion Akoya E1210, MSI Wind U100
  • Tier2
    Asus EEEPC 900, 701-SD,Axioo CMPC, HP Mini 1000, Samsung NC10
    Toshiba NB100
  • Tier3
    HP 2133
だそうです。

インストールは特にCDを焼く必要もなくUSBメモリだけあれば出来ます。正直あっけなさ過ぎ。以前の苦労はなんだったんかという感じです。

  • 全領域使ってもいい1GB以上のUSBメモリを用意
  • Download Ubuntu Nebook Remix | Ubuntuからimgをダウンロード
  • ddとかを使ってimgファイルをUSBメモリに書き込む
  • 書き終わったらEeePCに差してescでusbスティックを指定して起動
  • そのまま使っても結構使える
  • インストールしてみる
    • 特に問題なくインストール出来ると思いますがせっかくなのでext4で新規パーティションがおすすめ
    • 特にSSDの場合swapはなしがいいと思われます
    • 自動ログインがデフォルトでチェックされているので外した方がいいと思います

使った印象は

  • 起動が速い
  • 動作も割とさくさく
  • 基本的にアプリが全画面を占有するのだが画面の狭いNetbookには悪くない
  • 標準だと画面上下をメニューとタスクバーが占めるが上だけ
  • インストール直後のディスク占有は2.2GB程度
  • Wifi/Bluetoothも使用可能

最初にやったこと

  • fsをwritebackにする(以前から有名なtipsですがext4でも有効)
    • tune2fs -o journal_data_writeback /dev/sdb1
    • /etc/fstabの/にcommit=600,data=writeback,nobhを追加
    • /boot/grub/menu.lstのdefoptionsに以下を追加rootflags=commit=600,data=writeback,nobh
    • sudo update-grub
  • /etc/init.d/rcでCONCURRENCY=shell
  • /etc/sysctrl.dに以下のようなファイル作成して書き込み間隔を減らす。数値は例
    filename: 10-vm-tune.conf
    vm.dirty_background_ratio =30
    vm.dirty_ratio = 60
    vm.dirty_writeback_centisecs = 5000
    vm.dirty_expire_centisecs = 30000
    vm.swappiness = 10
  • /tmpもtmpfsにしてしまう
    /etc/fstabに以下の行追加。
    tmpfs /tmp tmpfs defaults 0 0
    私は/var/tmpもやってましたがFHS的には駄目みたいです。
  • ここらで一回再起動してもいいかもしれません
  • prelinkをインストール
    /etc/defaults/prelinkでPRELINKING=yes
    sudo /etc/cron.daily/prelinkを実行
  • preloadをインストール
    2GB積んでる人ならメモリには余裕あるでしょうからpreloadも入れてみます。
    ログが定期的に出力されますが不要と思いますので抑制します。
    /etc/defaults/preloadでOPTIONS='-i -l/dev/null'
    sudo /etc/init.d/preload restart
  • とりあえずfirefoxのcacheを/dev/shmに移動
    ロケーションバーでabout:config
    右クリックして新規作成の文字列で以下の設定を作る
    browser.cache.disk.parent_directoryに/dev/shm/firefox-<user>等とする
  • update managerでアップデート
  • 再起動

Netbook Remixに関係無く設定するようなものばかりですが。ライトバック頻度を落とすと不意の電源断時のデータ破損の可能性が高まるのでご注意。

注意点

  • デスクトップ切り替えで通常のデスクトップへの切り替えを行うと以降おかしくなる不具合があります。戻すのに苦労したのでやらない方が無難です。
  • 旧インテルチップセットのグラフィック(91xとか)のマシンではやたら画面が重く感じるかもしれません(p4の古いデスクトップ, EeePC 701など)。その場合には
    • gconf-editorで/apps/netbook-launcherのforce_low_graphicsをチェック
  • EeePC 901では問題無いようですが701-XではwebcamのcamEが二回に一回くらいの割合でエラーで落ちます。リトライすれば取れるようです。後露出の調整が遅いので長めの調整時間が必要です。

まだ使い込んではいませんが、インストールも容易で全体的にいい感じです。

ちなみに一昔前のNotePC Dell Latitude X1でも起動してみましたが、こちらもなかなかサクサク動作しています。性能的には今のNetbookと似たり寄ったりですが画面が1280x800でキーが大きく使いやすい。Dual Core ATOMでX1を作り直して重量1.1kg以下、駆動時間正味4時間以上なんていうのが発売されたらと切に願います。

追記:このUNR、実はかなり大きな可能性を秘めているのではないかと少し妄想。若年層のPC離れという痛ましい話も最近話題に上っていますが、PCと携帯電話では全面ガラス張りとのぞき窓位の違いがあります。そういう意味でこのUNRはデスクトップにおいてもライトユーザ向けにぴったりなのではないでしょうか?

2009年04月20日

いよいよUbuntu 9.04のリリースが迫ってきましたね

コンスタントにリリースを重ね信用を高めつつあるUbuntuの最新版Jaunty Jackalope 9.04のリリースがついにファイナルカウントダウンとなりました。

個人的に今回のバージョンで一番注目しているのはARM版とNetbook/MID向けの対応ですね。

そうそう、7.10がサポート期限切れになります。まだ使っている方はご注意。

ということでとりあえずカウントダウンを貼っときます。

2009年04月16日

Xilinx EDK10.1のeclipseでsubclipseを使うためのメモ

XilinxのFPGA向け開発ツールISE 10.1のソフト開発ツールEDKでsubversionを使うのに時間食ったのでメモ。EDKはeclipseベースでppc, microblaze向けのクロス環境です。

正直Xilix社の開発ツールは(当たり前かもですが)ハード開発よりなパッケージ構成でソフト開発側から見るととても使い勝手の悪い構成なのですが、他に選択肢もないので仕方ありません。

で、EDK付属のeclipse環境は今時3.1.2ベースの相当古い環境でsubversion(subclipse) を使うのにちょっと手順と注意があるということでメモ。一応環境はwindowsですがLinux版でも基本は同じと思われます。

インストール手順

  1. ISE, EDKは普通にインストール済みとします
  2. EDKのeclipseを起動
  3. [Help]->[Software Updates]で"Find and Install"
  4. "Search for new features to install"で[Next]
  5. [New Remote Site]で名前適当なURL:http://subclipse.tigris.org/update_1.0.x
  6. Eclipse update siteもチェック
  7. まずはEclipse.org update siteから"Eclipse 3.1.2"で"Eclipse RCP Plugin..."だけチェックしてアップデート
  8. 終わったらeclipse再起動してもう一度サーチ
  9. Search Resultで"Show the latest version of a features only"のチェックを外す
    これでSubclipse 1.0.6が出てくるのでこれを入れる1.2系はeclipse 3.2以上が必要らしくインストール出来ないぽい
  10. eclipseを再起動

これでまずはインストールは終了。

次に設定など。そのままではJava HLでもSVNKitでもsshサーバにつながらないので何とかする。

  1. eclipseは終了しておく
  2. Tortoise SVNをインストール
  3. システムのプロパティから"詳細設定"で[環境変数]を開く
  4. ユーザ環境変数にSVN_ SSHを[新規]で作成
    内容は"C:¥¥Program Files¥¥TortoiseSVN¥¥bin¥TortoisePlink.exe
後は
  1. eclipse起動
  2. [Window]>[Open Persepective]で[Other]を開いて"SVNリポジトリ・エクスプローラ"
  3.  svn+sshでリポジトリを開いて、後は普通に使う

注意

新しいTortoise SVNとsubclipseではローカルのファイル形式が異なるようで、一度TortoiseSVNでリポジトリをいじるとsubclipse側でエラーが出て扱えなくなってしまう。回避策は未調査。

以上です。

正直Xilinxのソフト開発ツールは出来がいまいちです。ハードのプロジェクト中心に構成されており、なにかとISEやXPSを起動しないと駄目だったり。

eclipseが古い、cygwinにperlすら入っていない、付属しているペリフェラルのライブラリもサンプルコードもブートローダもコードは汚いし使い勝手も悪い。比較するとAltera社のツールの方がかなり上。

文句言いましたがFPGA的にはいいと思うのでもう少し頑張って下さい。



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