前からKnoppixやLinux MLDなどWindowsパーティション上にそのままインストール出来るタイプのLinuxがありますが、Ubuntuでも簡単にできるWubiなるインストーラを発見。対象はUbuntu 7.04 Fiesty。とりあえず何かのときに使うかもしれないのでメモ。
Windowsのインストーラを使ってUbuntu LinuxをWindowsのパーティション内にインストールし、デュアルブート化してくれるソフトです。インストールの後Ubuntuは1つのフォルダ(後のリンク先によるとファイル?)に納められ、NTBootLoaderでブートするようです。
- 安全 -- パーティションの変更や異なるブートローダが不要
- 簡単 -- インストーラを走らせるだけ。CDを焼く必要もない
- 分離 -- ほとんどのファイルを1つのフォルダに納めます。アンインストールも簡単
- 無料 -- ただです
とのこと。スクリーンショットを見る限りほんとに普通のアプリケーションのインストールのようです。
また、起動後はcompizらしきものが走っている所など、こちらもまた普通にUbuntuですね。
今はインストールするようなPCがない為まだ試していませんが、ノートPCにインストールするのにかなりいいのではないでしょうか。LinuxやFreeBSDをインストールするためにノートPCからディスクを抜いてデスクトップにつないでインストールしていた頃から考えると隔世の感がありますな。
Linux/Ubuntuの初心者や興味を持たれた方なんかにとてもいいかもしれません。しばらくWindowsを起動しないうちにいらなくなるかもです。ノートPCや、会社のPC、テンポラリーにLinuxマシンが欲しくなったけどCD起動は困るなど、結構用途がありそうです。
WubiでインストールしたUbuntuは当然ながらディスクアクセスに若干ペナルティがあるようですね。また、ハイバネやサスペンドも出来ないようです。またLVPMなるソフトで実際のパーティションにコピーすることも出来るっぽいです。