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フリーでないソフトをリストしてくれるコマンドvrmsのメモ

ちょっと面白いコマンドが紹介されていたのでメモ。コマンド名はvrms。
いや、そうです。ご想像の通りVirtual Rechard Stallmanです(笑

元ネタはこちら。

Ubuntu 9.04では既にパッケージに入っているので

  • sudo apt-get install vrms

でインストール出来ます。

実行するとNon-Freeなソフトがリストされます。私のPCでは12つのnon-freeと2つのcontribなソフトがインストールされておりnon-free率は0.9%だそうです。面白いのは"linux-generic"までリストされちゃう所でしょうか。

まあ実際Non-Freeなパッケージは使わねえ!等という人はほとんどいないと思われますので、なんの役に立つのかと言われると困るコマンドではありますが。。。

無理にこじつけるなら仕事でNon-Freeなライセンスなものを調査する手助けでしょうか

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コメント (4)

通りすがりです。:

vrmsは、GPLに興味のない人にはおそらく存在意義すらわからないコマンドです。

しかし世の中は広いもので「自宅で使うプライベートなPCに、プロプライエタリなソフトウェアなんて入れたくない」という人も結構な数存在します。
周囲にゆるいPCユーザーしかいないと想像しにくい世界ではありますが、単なる自転車好きの少年が年月を経てシティサイクルから一日数百キロを走る立派なローディーへと先鋭化し、ついには住処まで自転車にあわせて変えてしまうように、そういう突き抜けちゃったPCユーザーもこの世にはかなりの数いるようです。

僕は彼らの仲間とは言えませんが、彼らの気持ちはよくわかります。
実際、今これを書いているDebian squeezeのPCでvrmsを実行しても「非フリーなソフトウェアは0件、Stallmanがことのほか喜んでいます(意訳)」と英語で表示されます ^^
もっともこれはvrmsがgoogle-chrome-unstableを見逃しちゃってるだけなので、バグ報告するべきかと悩んでいるのですが。

では。

yamap:

遅ればせですがコメントありがとうございます。
個人的には基本FreeがいいのですがNon Freeも普通にOKと思ってます。
例えば企業が作って普及したもの(eg. Flash, pdf)などはやはり本家の方がいいですし、利便性との兼ね合いではと。
まあ私もソフト開発で飯を食っているので。。

ac:

vrms...フリーソフトウェアの御大ストールマン...一時期フランスに仕事で言っておりましたが、「もう、ソフトウェアでは飯食えないな。ハードに行くわ」という現地の方を何人も見てきたので、EU圏のFLOSSの勢いはすごいことになっています。おそらく日本はまだ食っていけるのかもしれませんが、そろそろFLOSSとどう向き合うか真剣に考えなければならないと思いますよ。もちろんFLOSSの排除なんてできるわけないので、FLOSSとプロプラがどう共存するかですが。

ご意見ありがとうございます。
組み込み関係を生業にしているのですが、ハードもなかなかキビシいですね。ありモノを使うことも多いしHDLは低スキルの人間が書いていたり。

ソフト業界はパッケージソフトはキビシいので最近ではサービス提供に移行しているように見えますね。FLOSSとの共存というか利用するという方向でしょうか。それでも必要なカスタム品は残るでしょうけど。

組み込みでもFLOSSをもっと利用し産み出して質を上げれるようにしたいものです。

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2009年09月13日 06:28に投稿されたエントリーのページです。

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