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自前iPhone同期サーバが作れるOSSでActiveSync互換なz-pushにGoogle Calendarバックエンドが!

OSSでPHPで書かれたMicrosoftのActiveSync互換のz-pushというのがあるのですが、Google Calendarに関して少し前からなにやら進展がある模様なのでメモ。

z-pushはapacheにインストールすれば自前でiPhoneやNokia、WMな携帯電話の同期サーバを立ち上げることが出来る素晴らしいサーバソフト。これ単体ではimap等の限られたバックエンドとの同期しか出来ませんが、ZarafaというやはりOSSなバックエンドと組み合わせるとカレンダー、住所録、メールなど一通りの機能がそろいます。

コンプラや守秘で外部のサービスをなかなか使えない方でも自前でサービスが立ち上げることが出来るなら問題は少なくなりますよね。中小やSOHOでは安価に立ち上げることが出来るのもいいところ。せっかくiPhone等の高機能な端末があるのに宝の持ち腐れではもったいないです。まあ外部サーバから使えるようにするにはいろいろ敷居があるでしょうが。

ただExchangeは当然クロスプラットフォームとはいえず、Macでは何とか使えるもののLinuxでは基本無理と思っていい状態。Evolutionの出来がThunderBird並になれば別かもしれませんが...

z-pushのコードを見る限り結構シンプルなのでバックエンドさえ充実すればある意味最強のモバイル同期ツールになるかもと思いつつ見守っていたのですが、先日からフォーラムでGooele Calendarバックエンドを作成し始めている方がおられ、アルファを公開中なようです。

ということで、仕事が落ち着いたらインストールするための覚え書きでした。まだ入れて試したわけではないのであしからず。

ExchangeバックエンドでもWebから使えるので、自前サーバをいじれる方にはかなり面白いかもしれませんし、スキルがある方なら自作バックエンドでスクレイピングしたデータを突っ込む等の面白い使い方が出来るかもしれません。

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2008年12月08日 01:39に投稿されたエントリーのページです。

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