以前に人の手伝いで統計パッケージSPSSをちょっといじってみたことがあって惹かれたのでメモ。
SPSSは統計処理を行うソフト。手伝ったときはアンケート調査の結果の分析でしたが、わかりやすいGUIで処理出来て、そちらの方面では定番らしいとか。PSPPはこのSPSSのオープンソースクローン。使い勝手も似ていて、SPSSとスクリプトも互換性があるとのこと。
もっとエンジニアリング向けのデータ処理にSとかRとかも使ったことがありますが、こちらは数式とかプログラムが主体なのでちょっと小難しいですね。
SPSSはパッケージ自体が結構いいお値段で年次更新しないと使えなくなるという、私のようなたまにちょろっと使いたい程度の人には全く手が出ない高級品ですが、機能が制限されていてもオープンソースの代替品があるというのは非常に心強い。
PSPPはSPSSより機能が少ないので完全に置き換えることは出来ないかもしれませんし、他のアプリ以上に使う人が限られそうなソフトですが、不正コピーしたりしないで使えるのがいいところ。学生さんとかはもちろん、仕事で使う人も最初はPSPPでやってみて本格的に必要と思えばパッケージを買えばいいしという感じでしょうかね。
私のようなエンジニアでもなにかのおりにふと統計処理が必要になったりすることがあったりします。また今まではデータ分析ともいえないようなカン頼みなデータ処理をしている所で統計処理を行うとより明確な結果を出せます。ということで、”なにかのおり”に思い出して、使いこなせる。。。かな。。。?