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バッファローのEeePC向けSSDを大歓迎&応援してみる

共通パーツが主流となって久しいPC関連のパーツですが、少し前にバッファローがEee PC 901-X向けの増設SSD発売を発表しましたよね。採算が取れるのかどうか非常に心配ではありますが、こういう動きは非常に歓迎するとともに、UMPCが一般的になっていることを示す事実で少し興奮します。現在予約受付中で、バッファロー Eee PC 901-X 専用 内蔵SSD32GB/64GBが16,000円/32,000円とかなりお買い得な価格。先のリンクはamazonですが(失礼)、32GB版が12,000円ちょい、64GBでも25,000円ほどで予約受付してます。思わずクリックしそうな、かなり危険な価格です(笑

で、これらの報道で特に気になったのがこのインタビュー記事。

記事中かなりひっかかるのが量産枚数の見込み。

特にCドライブ置き換え需要が大きそうなこのマシン。わずか500人で作ってもらえるなら、それって結構ありなのでは。。。?

 特にCドライブを置き換えようなんていうある種マニアックなユーザはMLCでは満足しないはず。是非8GB/16GB/32GBあたりのSLCタイプをお願いしたいです。いや、今回のSSDも試作されている16GB SLCを是非発売していただきたい。というか4GBはメインドライブには少なすぎ。せめて8GBあればLinuxやXPなら普通に使えるのに。

フラッシュメモリは最近ではすっかりMLCタイプが主流になりつつあり、だんだん慣れてきた感があります。ビット単価が低いためデータドライブには適しているのですが、書き換えの多いメインドライブに使うと考えると速度以前にSLCに比べて一桁低い書き込み回数がもっとも問題になるはずです。これをカバーするための書き込み分散機能(ウェアレベリング)といっても魔法の技術ではありません。見かけ上増やしてくれるものの全体的にすり減っていくだけの話。

またMLCはECCなんかで訂正しているものの根本的にエラー発生率も高い。個人的には音楽プレイヤーやデータディスクにいいですが、まだメインドライブには不安です。もちろん書き込み速度も体感に結構影響しますし。

EeePCは一般売りされて売れているようですが、おそらく一番の不満点は4GBというメインドライブの容量。各所で言及されているようにかなりシビア。これが8GB/16GBになるとなればかなりの人が購入するのでは。データドライブ向けMLCもいいのですが、Cドライブ向けSLC、いやせめてDドライブ向けSLCを是非お願いしたいです。

というわけで、わずか500人位の人がいれば玄人志向ブランドなんかで発売される可能性があったりするわけです。少なくとも一人ここに手を挙げている人がいますので後499人か(笑。私としてはバッファローに何の縁もないのですが、興味のある人の数がかなり知りたいです。pollでも設置しようかとも思ったのですが、このマイナーなブログではそんなサンプル数も集まらなさそうだよなあ、と思いつつ。この記事の反応で様子見します。設置したらまたここで告知することにします。

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2008年08月19日 01:47に投稿されたエントリーのページです。

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