すっかりメイン機になってしまったMac Mini、やはりメモリが1GBでは何かと遅いので4GBに増設。ついでにHDDもHitachi製の320GBに換装してみました。
手順はあちこちにあるので割愛。
とりあえず 以前はかった xbenchの結果と比べてみると
HGST 320GB |
GW3.5MX2-SUI/CB |
GW3.5MX2-SUI/CB 元内蔵120GB 2.5in/FW/5400rpm |
内蔵HGST 120GB |
iSCSI Ubuntu 3.5in/GbE/7200rpm 100GBパーティション |
|
Results | 40.87 | 46.09 | 34.86 | 37.82 | 38.69 |
Sequential | 87.39 | 55.02 | 49.55 | 65.24 | 34.26 |
Uncached Write[4k] |
105.37 / 64.69MB/S | 52.11 / 31.99 MB/S | 46.24 / 28.39 MB/S | 59.64 / 36.62 MB/S |
63.07 / 38.72 MB/S |
Uncached Write[256k] | 100.69 / 56.97MB/S |
53.00 / 29.98 MB/S | 45.32 / 25.64 MB/S |
63.48 / 35.92 MB/S |
59.43 / 33.62 MB/S |
Uncached Read [4k] |
56.06 /16.41 MB/S |
47.11 / 13.79 MB/S | 42.81 / 12.53 MB/S |
65.30 / 19.11 MB/S |
12.89 / 3.77 MB/S |
Uncached Read [256k] |
117.52 / 59.06 MB/ | 74.56 / 37.47 MB/S | 73.13 / 36.76 MB/S | 74.17 / 37.28 MB/S |
154.07 / 77.43 MB/S |
Random | 26.67 |
39.65 | 26.89 | 26.63 | 44.44 |
Uncached Write [4k] |
8.83 / 0.93 MB/S | 14.38 / 1.52 MB/S | 9.73 / 1.03 MB/S |
9.31 / 0.99 MB/S |
13.18 / 1.40 MB/S |
Uncached Write [256k] |
76.21 / 24.40 MB/S |
81.55 / 26.11 MB/S | 54.77 / 17.53 MB/S | 62.15 / 19.90 MB/S |
102.73 / 32.89 MB/S |
Uncached Read [4k] |
68.61 / 0.49 MB/S |
100.77 / 0.71 MB/S | 64.13 / 0.45 MB/S |
64.34 / 0.46 M/S | 511.75 / 3.63 MB/S |
Uncached Read [256k] |
110.91 / 20.58 MB/S |
109.14 / 20.25 MB/S | 82.39 / 15.29 MB/S | 89.55 / 16.62 MB/S |
409.10 / 75.91 MB/S |
明らかに優れているのはシーケンシャルアクセス。リードもライトも60MB/S近く出ています。仕事でも2.5inchのディスクをいじめたことがあるので、この結果は驚異的(というか浦島太郎か)。以前は元内蔵ディスクと同じように30-40MB/S程度の性能しか出なかったのですが、60MB/SはSATA-I時代の7200rpmの3.5inchクラスの性能です。もちろんランダムアクセスに関しては少しあがっているものの結局rpmがものを言うので元内蔵と変わらず遅いのですが。
また元内蔵hitachiの120GBを玄人志向のFW400接続のbox GW3.5MX2-SUI/CBにつないでみたのですが、シーケンシャルアクセスはFWの転送速度的に頭打ちしてしまう感じで、ランダムアクセス性能は若干落ちる程度です。今は3.5inchを入れているGW3.5MX2ですが2.5を二台のRAID0にしようかなーと思っていたのですが、微妙かもしれませんね。
メモリが増えた効果は劇的で全ての動作が高速になりました。やはりMacを快適に使うには最低2GBは必要と言うことでしょうね。また3GBまでかと思いきやなぜか?4GB認識しています。どうやら認識はしても使えるのは3GBまでなようですが、片端からアプリを立ち上げても1-2GBもメモリが余っているので十分か。
比べてみて感じたのは、iSCSIの結果がなかなか面白いということで、GbEは理論的にはFW400より倍ほど高速。連続転送には当然直接つなげたSATAにはかないませんが、サーバ側にたっぷりメモリがあればがっつりキャッシュされるのでランダムアクセスではディスクの速度を超えて高速になります。つまり、意外にもシステムディスク向けということですか。