海外ではMSIのWind U100で動いたとかいう話題が出ていましたが、EeePC 901でもLeopardの動作確認がとれました。といってもまだほとんど起動出来ただけの状態ですが。
この手の話題は非常にグレーなので、わかる人にだけわかるように手短に書きますと、最近話題の品、正規品MacOSX LeopardのDVDを使ってインストール出来るというBoot-132 (BOOT-KABYL-BUMBY.iso)というのがあり、これを使うと不正にOSをダウンロードしなくてもLeopardを普通のPCで動作させることが出来ます。
手順
まず、必要なものとしてUSBのDVDドライブ、USBのマウスとキーボード(必須)。Leopardの正規品DVD(私は10.5.1を使用、10.5.2ではインストールまでたどり着けず)。念のためEeePCのBIOSを1001をASUSから手動ダウンロードしてアップデート。BIOSでHyperThreadingをOFFに。
試したのはBOOT-KABYL-RUMBYのモディファイ版のgeneric.iso。プロンプトが出たら"-v cpus=1"でブート。
しばし待つとインストーラ起動。内蔵SSDに入れるのは難しいのでSDHC 8GBがターゲット。GUIDパーティションにしてカスタムで全部OFFにしてギリギリ。1時間くらいで終了。
BIOSでSDをトップにするのを忘れずにgeneric.isoで起動。ここからUSBキーボードが必須。Bluetoothでも可。私は後者で。
動作状況
素のインストール直後の状況+α。
画面: 800x600 -- MSI向けのドライバで1024x600認識
オーディオ: X
ネットワーク、Wifi: X
キーボード: ○ -- 最初はx, genericの中のkextをkextHelperで入れて再起動後OK
タッチバッド: ○ -- キーボードと同じ
カメラ: ○
Bluetooth: ○ -- ただし少し不安定な気がする
USB: ○ -- USBメモリはOK, D02HWはなぜかダメ
内蔵SSD: ○
感想とか
後は適当にドライバとか入れて設定すればある程度はなんとかなりそう。8GBのSDHCではさすがに容量不足。インストール直後のSDHCの空きは約800MB。16GBは欲しいですね。ZIFにSSDかCFの速いのを挿せば結構実用性が増すかもしれません。
SDカードなせいか、非力なATOMのせいか、モッサリで反応が鈍いです。一回起動すれば後はまあまあ動きますが、ちょくちょく引っかかります。チューニング次第で使い物になるかもしれません。ちなみに私のEeePCはメモリ2GB。
BOOT-KABYL-BUMBYのsyslinuxの代わりにgrubを使うものがあるのですが、興味を惹かれます。
追記: 16GBのSDHCに入れ直して、kextHelperでgenericの中のkextを全部放り込んだところ、キーボードとタッチパッドが OKに。画面はMSI向けのところのドライバを入れるとOK。後E-mobileのUSBモデムD02HWもダメ。D02Wもいけました。ComboUpdateの10.5.4を入れようとしたらおかしくなって再インストール。10.5.3もダメ。
追記2: 遅いのはストレージ臭いので、高速なSSDに入れ替えを計画中。 少なくとも1024x600でも意外なほど使えそうな雰囲気。
追記3: CPU速度はお世辞にも速いとは言えませんが、想像するほど遅くないです。やはりネックはストレージですね。Web/Mail/その他位なら十分実用範囲。
という夢を見たということにしておいてください。
コメント (3)
とつぜんすいません!
eeepc901にインストールはできたのですがグラフィックのドライバーがどうしてもわかりません。
もしよければURLか詳しく説明してください。
よろしくお願いします。
投稿者: 石川義雄 | 2008年08月01日 06:13
日時: 2008年08月01日 06:13
石川さん、こんにちは。
すいません。この件については深く突っ込まないで下さい。事情はお察し下さいませ。
MSIのWindというのがポイントです。
投稿者: yamap | 2008年08月02日 07:10
日時: 2008年08月02日 07:10
オーディオが駄目な夢なんですね〜。音が聞けるなら見てみたい夢ですが。。。
投稿者: りんごまど | 2009年06月18日 11:17
日時: 2009年06月18日 11:17