Ubuntu 8.04 HardyにインストールしたSUN xVM VirtualBox 1.6でワンセグチューナを使ってみたところ無事動作!しました。
ホストはAthlon64 X2 4200+とGeForce 6150に64bitのHardy、ゲストはWindowsXPでメモリは512MBを設定、つないでみたチューナは少し古めのI/OデータのSEG CLIP GV-SC200です。
当初USBがちゃんと動作していなかったので以下の記事を参考に有効化。
http://ubuntuforums.org/showthread.php?p=4927687
ただし、step3でdevgid=124とあるところは自分の環境にあわせて125に変更。これはls -l /dev/vboxdrvで表示されるgidをセット。多少間違っていても動作した?模様。
設定終了後マシンを再起動したところ、VirtualBox内からデバイスが見えるようになったのでチェック。ドライバを要求してきて普通にWindowsXPのドライバのインストール手順がスタート。その後視聴ソフトを起動したところ、きっちりTVが出ました。 シームレスモードでも問題なしでした。
ちょうどやっていたHEROSを見てみたのですが多少音ずれや飛びがあるものの最初から最後まで安定して視聴できました。ネイティブのWindowsで使っている時よりCPU負荷はだいぶ高めですし、また負荷のかかることをすると映像や音声が飛んだりはしますが、まずまず使えそうな感じです。
正直これはかなり素晴らしい。なにかしているときのちょい見程度だとワンセグでも充分なので結構重宝しているのですが、Windows専用PCの必要性が一つ減りました。
そろそろフルセグの地上デジタルチューナも入手可能になりますが、USBタイプのものだと使えるかもしれません。負荷が気になりますがぜひ試してみたいものです。
調子に乗って同じVMをそのままUSBスティックにコピーしてASUS EEE PCで動かしてみましたが、VirtualBoxからWindowsXP起動の時点で二分もかかるなどかなり無理があり、音は出るものの画像が出ず。玉砕でした。
高速なフラッシュメモリを使ってCPUもクロックアップをすればなんとかなるのかもしれません。ちなみにEEEPCで使う際にはキャプチャを外すホストキーを右ALTなどに振り替えておかないと辛いことになります。