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Ubuntu 8.04/AMD64にVirtualBox1.6とWindowsXPを入れてみた

MacOSXで試した感じではWindowsXPなら使いものになりそうなVirtualBox 1.6ですが、少し古めのSocket939のAMD64マシンに入れたUbuntu 8.04 Hardyにも入れてみました。aptから入れることができるOSEバージョンではなくSUN xVM VirtualBoxです。

インストールはsunからバイナリパッケージを落としてきて以下のようにしました。

sudo apt-get install libqt3-mt
sudo apt-get install  scim-bridge-client-qt
sudo dpkg -i virtualbox...
sudo mount -t usbfs none /proc/bus/usb

特に私の環境では二行目のscim-bridge-client-qtを入れないとゲストにキーボードをとられたまま効かなってしまい、しばらくはまってしまいました。.VirtualBoxを何度も消してやり直したりしのですが、Google様と某巨大掲示板とforumに助けられました。

Windows XPのインストールもすんなり。Guest Additionsを入れるとシームレスモードも無事動作。UbuntuのGnomeをバックにタスクバーを残した透明なWindowsのデスクトップが重なったような感じ。ちょっとした動画なら再生しても大丈夫でした。音もPulseAudioで再生OK。Macであったような不意のVMダウンもありませんでした。

avast, firefox, iTunes, 2Dのゲームを一つ試してみましたが、どれもそこそこ動作。気になったのはiTunesなどはアプリを起動しておくだけで負荷を20-30%位食い続けること。"modprobe vboxdrv force_async_tsc=1"してもダメでした。ゲームはさすがに少しもたつく感じですが遊べそうな感じ。マシンパワーがもう少しあれば充分かもしれません。

個人的に長くVMwareを使っていて、かなり信頼を置いているのですが、VirtualBoxもなかなかいいですね。最近ではなにかと面倒を避けるため実マシンでやってしまうことが多くなっていましたが不要になりそうです。

この分野での老舗VMware Playerには仮想ディスクが作成できなかったり、スナップショットがとれなかったりと、なにかと機能に制限がありますので、デスクトップ用途にはこちらの方がいいかも。

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2008年05月09日 01:09に投稿されたエントリーのページです。

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