グラフィックドライバではオープンソースへのNDA無しでの情報提供がATI/AMD, Intelで始まっていますが、オーディオ関連のCreative LabのハイエンドオーディオボードX-FIシリーズのドライバもオープンソースになるようです。
最新のOSSドライバにオープンなドライバが入ったようで、ALSAの開発者ともコンタクトしている模様。そのうちデータシートが公開されるかもしれません。現在は64bit版のバイナリドライバしか公開されていない模様。
音楽は好きですが、耳もスピーカもしょぼいためオンボードのサウンドカードで十分な私には1万ものサウンドカードは猫に小判なのですが、マルチメディアが普通に使えることは一般ユースの重要なポイントなだけにこういうドライバの強化はとても重要だと思います。
チップのレジスタや構成、マニュアルなんか、そんな秘密にするようなこと何にもないんだし、ライバル会社でもたとえNDAを結んだところで合法的に手に入れる手段なんていくらでもあるんだし、とっとと公開して欲しいものですね。
最近のハードウェアメーカ各社のLinux/OSSへの取り組みが同時多発的に成果を発揮しだしていて、結構メジャーな路線で広がりつつあるのがいい感じですね。(DELLはXPSというハイエンドノートシリーズでもUbuntuプレインストールを発売するようです)日本では地デジ、ワンセグ辺りがじゃまをしそうですが。
でも仮にこのまま主流になっていったとして、将来ゲイツ氏やバルマー氏が完全に引退し、MS社が路線を変更して、WindowsのカーネルにLinuxを採用、現Windows開発部隊のリソースを大量投入なんて日が来たら...それはそれであまり想像したくない感じもしますが。