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IT技術者の生産性な話

ちょくちょく読ませていただいているmatzことrubyの松本さんの日記経由。趣旨としては全体の5%の人が残りの人の20倍もの生産性を持つ等というIT関係で時折見かける生産性議論の一つなのですが、少し惹かれたのでメモ。

20%のさらに上位の20%なら5%じゃなくて4%じゃないのとかいう重箱の隅はおいておいて、自分が上位20%に入るかどうか、さらにその中で20%であるかどうか?

4%ってすごいかと思えば意外にそうでもない。比率でいうと25人に一人だから、規模にもよるが開発チーム数グループに一人位はいるかもしれません。最初の20%なんてグループに一人や二人はいる計算です。

でも思うに問題はそんなことではなくて、やっぱりもっと大きな規模でみて、業界なりの全体のパーセンテージで考えたとき。だいたいにおいて、この上位な人たちは分散していなくて、特定の分野、企業に偏ったりしていて、結局周囲の"良くできる"人は全体でいうと、やっぱり残りの80%であったりするかもしれないってことじゃないかと。

翻って我が身を考えたとき、当たり前かも知れませんが基準を自分の周囲ではなく、世界?とは言い過ぎかも知れませんが、もう少し広い視点で見てみてることが肝要かなと。たとえばmatzさんは間違いなくその4%なり5%な人なワケだと思いますが、では自分は、または自分の周囲の人は、果たして最初の20%にすら到達していないのかも、と。

いい人達の中で揉まれるのと、そうでない人の中にいるのでは全然違います。 周りや会社のレベルの低いと感じたり、お山の大将になりたくないと思ったら、飛び出てみるのもいいのかも知れません。意外になんとかなりますしね。

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2008年01月08日 02:08に投稿されたエントリーのページです。

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