モバイル好きな人間やガジェット好きな人間の間でなんだかいじり倒されたりして楽しそうなASUS EEE PCがいよいよ国内でも発売ですね。
個人的にはまだ購入を迷っているので、店頭で普通に買えるようになったら考えようなどと思っているところなのですが、気になるのがプレインストールされているOS Windows XPの存在です。海外ではLinuxベースで出荷されているASUS EEE PCですが、国内ではWindows XP版しかありません。
もう少し大きなストレージのサイズがあればデュアルブートでも良さそうですが、この容量ではそういうわけにも行きません。結局LinuxをインストールしてWindowsは使わなくなりそうです。
そこで思い出したのがWindowsの返金です。ちょっと探して引っかかったのが以下のページ。スラッシュドット、Open Tech Pressの記事が新しいようです。
ちょっと古めの情報
新しめの情報要するに起動前にEULAに同意せず、未使用のまま消去し、メーカと交渉という流れ。店頭で購入の場合は販売店員にいらない旨告げ、その場で消去してしまう。という感じ。これをメーカに伝えて返金してもらうという手順だそうです。
ASUS EEE PCのような安価なマシンではWindows XPの代金もバカにはならないはず。Open TechではDELLから約$50返金された話が詳細に出ています。EEE PC向けのものは$30程度という話もどこかで読んだので4000円くらいとしてもASUS EEE PCの代金の10%弱、差し引き本体価格45,800円といった所ですね。まあ実際には4~5000円が惜しいという人は少ないでしょう。私もそうです。が使わないものを返すという至極まっとうな話。というよりLinuxプレインストールが欲しいという意思表示でしょうか。
せっかくLinuxプレインストールで好セールスを記録したのに、国内での発売がないのは寂しい限り。これだけ話題になったのもOSをLinuxにしてまで行ったコストダウンと、使い勝手がそこそこだったため。これで少なくとも親Linuxでインターネットでの声の大きなGeekな人々からは+1ポイントな評価となるのは間違いなかったですからね。(む、私もか?)
確かに海外でも実際使ってみてWindows版が欲しいという意見もあり、自分でインストールしている人たちもいます。が、元々Linuxに馴染みの薄いユーザ(例えば子供とか)であっても多くの方はそれなりに使いこなしているようですから、日本国内でも日本語のハンドリングさえちゃんとすればさほど問題はないと思うのですが。
ASUSさんには是非とも日本向けのLinux版を発売して下さい。