物理的にフレキシブルなディスプレイを採用した製品が出始めますね。LinuxベースでHSDPA対応の電子ブックリーダ Readiusが今年中に発売になるとのこと。折り曲がるディスプレイの写真と動画が結構魅力的です。AmazonのKindleよりかっこいいですね。
スペックは5inch 16階調の巻き取り式白黒ディスプレイ、400MhzのARM11ベースのCPU、 HSDPA通信など。重さは115gでLCDは本体に巻き付けるように収納する模様。バッテリーは30時間。WindowsCEとLinuxがOSとして使えるとのこと。大きさはポケットに十分収まりそうなので、電車通勤の多い日本で受けるかも知れません。
電子ブックリーダはおおむね超低消費電力で本などのテキスト情報を長時間読むのに適した構成となっていますよね。これってRSSリーダ、2ch、Mailing List、NetNEWSなんかのテキスト主体のメディアのオフラインリーダとしても最適。このReadiusにもRSS, HTML, PDF, 音楽プレーヤなどが内蔵されているようです。 自由にソフトもハードもいじれるようになっていれば、かなり実用的なアイテムになりそうな気がします。
それにつけても、この手の海外デバイスが発表になっていつも思うのは、HSDPA通信が日本で使えるかどうかの心配とか、そういうところ。なんだか鎖国のような感じ。海外の端末が全ていいというわけでもありませんし、子供のオモチャ的な機能は日本の携帯はかなり進んでいると思いますが、もうちょい多様さが欲しいですね。