ATOK X3 for Linuxは普通に素晴らしいですが、やはり若干ながら不満が出てきます。特に左下の[ATOK]とかemacsで使う方法とか、調べた結果です。
- 左下に出てくる [ATOK]がうっとうしい
ウィンドウの左下にくっついてくる[ATOK]がかなりうっとうしいと思う人は多いようです。gnome-im-switcherがインストール出来ず悩んでいたら以下に説明がありました。
- いくやの斬鉄日記 ATOK X3 for Linux 購入
付属のユーティリティ: iiimf-properties_trunk_r3104-js1_i386.debをATOKX3/bin/deb/IIIMF/から探してsudo dpkg -iする。
iiim-propertiesを起動。GUIが出てくるので設定。
最近なぜかiiim-propertiesがcoreを吐きますが...
- Ctrl-Spaceを入力したい
emacs使いにはCtrl-Spaceを食われるのはかなり苛立たしいことです。
[ATOK]と同じようにiiimf-propertiesから設定可能。ただし設定後[半角/全角]キーが効かなくなってしまうので要追加。
/etc/iiim/js_triggerkeys.confをいじっても可能。どう関連しているか不明
- Shift-Enterを入力したい
Firefoxの入力フィールドやOOなどで強制改行を入れるのに使うShift-Enterもとられています。
これは普通にATOKパレットの[メニュー]-[プロパティ(環境設定)]から[キー・ローマ字]タブで変更可能。文字未入力のところの[推定変換確定]を削除。
- emacsからも使いたい
Ubuntuにはiiimecfが含まれていますが、少し古いので本家からダウンロード。既にX3に対応されています。
アーカイブを展開してREADME.jaに従ってコンパイル。lispディレクトリを適当なところにコピーしてload-pathを通す。
ただし、iiimfとの通信ソケットがデフォルトの設定では/tmp/.iiimf-<USER>/:1.0となっているが私のところには:0.0しかない。setqしても効果がないのでcustomを使って変更。
M-X customize => application => IIIMF Server Control Input Method => Hostlist for IIIMCF Server ControlをShow Valueして変更。C-XC-SでOK。
synapticが落ちるとかなんとか少し不具合があるようですが、個人的に問題ないので気にしてません。長文を書くとかなり効率が変わってきます。お気に入りは話し言葉関西モード。"好きやねん"と一発で変換されるのは気持ちいいです。