Ubuntuの新たな派生、Ubuntu Home Serverプロジェクトがスタートしているようです。
このプロジェクトはUbuntuのOfficial Forumで5月ごろに話題が出され、少し前からプロジェクトが立ち上がっていたようです。
First MessageはBillが怒るようなMicrosoft Home Serverよりもっと使いやすいホームサーバをUbuntuベースで作ってやろう、などという感じでスタートしています。
Windows Home Serverの機能はWikipediaによると複数台のPCを接続できるサーバで、バックアップ、ファイル共有、プリンタ共有、画面なしでリモートオペレーション、ストリーミング配信等の機能があるそうです。
これらの機能のほとんどは既に相当前から普通にLinuxで使えるものかり。Linuxに慣れている人ならば既に普通にこれらの機能を使いこなしていると思います。これを'Home'という名のとおり、Linuxに精通していない一般ユーザの方でも使えるようにGUIや設定ツールや機能を追加して使いやすくしたディストリビューションを用意しようというものです。
最近デスクトップへの進出が話題になることが多いLinuxですが、本来こういったサーバこそが真価を発揮できる分野。それこそ古いPCだろうと玄箱のようなプアなマシンだろうと充分以上の働きをしてくれるはずです。
メディアサーバ機能はUbuntu(Kbuntu)ベースのLinuxMCEが既に実現していますが、こちらはまだ立ち上がったばかりで、これからといった感じですが、重複ファイルを自動認識?するなど面白い機能もありそうなので進歩が楽しみです。