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アドエスをLinux(Ubuntu 7.10)のモデムにしてみた

Advanced W-Zero3 [es]をLinuxのモデムにする設定のメモ。機種変してからはじめてのネットのないホテルから接続する必要が出てきたので設定を調べてみました。

まずアドエスを使って外部へ繋ぐための方法を調べ以下の二通りの方法をチェック。

  • ZeroProxyを使う
  • USBモデムにする
ZeroProxyは玉砕

まずW-Zero3を使ってPCやPDAをネット接続するための有力な方法として、iPod Touch等から使うように作られたZeroProxyを試してみました。これはモデムとして接続する訳ではなく、無線LAN-PHS回線のルータ(httpのゲートウェイ)として動作します。iPod touchから少し使った限りではなかなかいい感じで動作しています。

PCからiwconfigでad-hoc設定し、WEP設定するだけであっさりつながり、Proxyを指定すると外につなげることが出来ました。が、速度が妙に遅く、動作が不安定、転送が完了しない、等の症状が出ました。FasterFoxを止めても現象は同じ。接続数が多いのか転送量が多いのか別な問題なのか、どうもうまくありませんでした。

モデム接続

普通にUSBモデムとして使えないか少し調べると少ないながらいくつか情報があったので、試してみました。

 以下試した経緯。

  1. アドエスのUSBをモデムモードに変更
    メニュー>設定>接続>USB接続>’モデムとして使用する'にチェック
  2. PCとアドエスをUSBケーブルで接続
  3. Linux Box側でlsusbしてみると
    Bus 001 Device 007: ID 04dd:91ac Sharp Corp. 
  4. 上の結果から下のコマンドを実行
    modprobe ipaq vendor=0x04dd product=0x91ac
  5. dmesgに/dev/ttyUSB0。
  6. cu -l /dev/ttyUSB0としてATZなどとして動作確認

以上でモデムとして使えるようになったはずです。

gnome-pppしかインストールされていなかったため、これでダイアルアップするとエラーで接続できませんでした。ATコマンドログを見るとダイアルアップ時にエラーが出ている模様。 

外部への接続がまだな上、他のソフトもインストールしていなかったため仕方なくGUIの設定やwvdial.confを少しいじった結果、ATL*をアドエスが受け付けてくれないためと判明。

真っ当な手段が見つからなかったので電話番号の前に'^H^H^H^HDT'を付加してエラーとなっている'L0'を消してしまうことで、何とかダイアルアップが出来るようになりました。実際には'connecting'状態で引っかかったようになってしまいますが、ちゃんと動作しているのでこのまま使うことにしました。かなりBad know howな方法なので、もっといい方法がありましたら、ご存知の方お教え下さいませ。

接続はまあまあ安定していますが長時間使っていると切れていないのに返事してくれくなったりしてCFのモデムより安定が悪いですね。後Bluetooth経由で何とかつながればいいのですが。

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2007年11月13日 23:53に投稿されたエントリーのページです。

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