Ubuntu Linuxは国際化されているため、本家のものをインストールしても日本語の表示や入力などはできますが、まだ本家に取り入れられない、取り入れにくい日本固有の問題や追加、置き換えた方がいいソフト、設定などがあります。日本語ローカライズ版はUbuntu Japanese Teamの方々が作られた追加ソフトパッケージ群を使ってパッケージングを行ったもの。
これから使ってみようと思っておられる方はこちらをインストールした方がいいと思います。
それにしても本家リリースからわずか1日でローカライズ版をリリースされた日本チームの方々には頭が下がります。お疲れ様でした。
本家の国際化バージョンをインストールした後でも、/etc/apt/sources.listに以下のリポジトリを加えてアップデートすることで同等のものが出来るはずです。7.04からアップグレードされた方は日本のリポジトリがOFFにされてると思いますのでお忘れなく。
英語版から日本語ローカライズ版にする手順は上のUbuntu Japanese Teamにあります。丸写しになってしまって申し訳ないですが以下のような感じです。
/etc/apt/sources.listに以下の二行を追加
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja gutsy/
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja gutsy-ja/
以下のコマンドを実行
sudo apt-get update
sudo apt-get install ubuntu-ja-keyring
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
それにしても今回のUbuntu 7.10は以前にも増して完成度が高く、70を超えるうちの親父をだまして使わせてみようかと思ったりして。