Softbank Mobileの携帯電話705NK(NokiaN73)を入手しました。前からSymbianOSのスマートフォンに興味はありつつもソフトバンクということで避けてきたのですが、事情によりSBMがいいということでX02HTと迷いつつNokiaをゲット。いいタイミングなので個人的に携帯電話関係を少し整理しますので関係者の方はよろしくです。
さて705NK(N73)ですが、これはSymbian OS搭載の"セミ"スマートフォンで、Bluetooth搭載、国産Symbian機と異なり各種ソフトがインストール出来るなどなかなかいい感じです。セミと書いたのはこの機種、ソフトインストールに関して制限があり、Symbianの認証を通ったものしかインストールできない仕様になっています。
忙しくてまだあまりいじってはいないのですが、少し調べただけでも日本語/英語問わずかなり多くの情報がインターネットにありますね。フリー・シェアウェアなどで多くのソフトが走りますし、How toもたくさんあるようです。開発者の方が国内にどれくらいおられるのか興味あります。Palm/Clieが国内で入手難になり将来が暗くなって以来、プログラマブルなPIMをどうしようか迷っていたのですが、しばらくは落ち着けそうな気がします。
接続プロトコル(BT/USB)がオープンになっているので、既にLinuxやGoogle Calendarと同期できるソフトも開発されています。自作も不可能ではないかもしれません。WindowsべったりなWMを避けてきた甲斐があるというものです。Linux/Palm使いから見た利点としては
- 使い勝手は当たり前ながらPDAライク
- Linuxからなんとか使える
- ソフトのインストール
- テーマのインストール
- 同期(かなり問題ありですが、Google Calendarともなんとか)
- pythonでスクリプティングが出来る。Bluetooth Consoleが便利
- Palmほどではないし、見劣りはしますが、それなりにソフトが多い
この携帯の標準のPIMは他の国産携帯電話よりはいいとはいえ、Palmと比べると結構しょぼいのですが、Handy Calendar等の置き換えアプリを使えばそこそこ良くなりそうです。 - カスタマイズも出来る(TTFを使ったフォント入れ替え、iPh*neライクなテーマとか)
- まだ使い始めなせいか、そこそこサクサク
- Bluetoothでいろいろなことが出来る
- ネイティブアプリはSymbian SignedでないとダメなのでC/C++のソフトが手軽に作れない
- Rubyがまだ動かない(Symbian Signedにして下さい〜開発者殿)
- 接続方法のAccess Internetでないと本体機能のPop/Imapクライアントが使えなかったり、ソフトがダウンロード出来ない場合があるようですが、Access Internetはパケット定額外で青天井(;;)。Operaでも同様。せめてWM機種と同じ9,800円天井にして欲しい。
ただしメールに関してはSWAを使うと同様の機能が月額525円で使える。 - ケーブル/コネクタ類が全く独自で国産の携帯電話との互換性が全くない
- 電波がAUはもとよりFOMAに比べてもかなり悪い
PC SuiteというWindows用の同期ソフトが付いてきたのですが、UbuntuのノートPCからBluetoothでつながったのでインストールすらしていません。ケーブルなしで同期したりソフトインストールなど出来るのは相当便利。パケット代もかかりませんし、いいですね。
これからこのblogでもこの携帯をLinux使い目線で使い方を調べつつ、そのうちソフトも作ったりしてみたいのでよろしくお願いします。