なんとmp3をほとんど同等の音質で2倍~4倍も圧縮できるというShrinkMyTunesなるソフトを発見。
今のとこ8GBでは足らないが16GBでは十分な私の音楽ライブラリなのですが、このソフトは特許取得したアルゴリズムによってiTunesのVBRやLAMEのベスト設定以上の圧縮率をたたき出すそうです。携帯音楽プレーヤのメモリは貴重なので2倍といわず1.5倍でも価値がありますね。以下はレビュー記事。
最高に圧縮するとインターネットラジオ並みに落ちてしまうようですが、高音質圧縮だと意外にいい評価です。ソフトは有償で米amazon.comで$39.99なのでまだ試していません。本家サイトからも買え、こちらは$19.99/$39.99とあります。
特徴は
- mp3フォーマット
- NASAの科学者が開発した特許取得済みのコンテンツベースのヒューリスティックなアルゴリズム?だそうです
- 簡単に使える
- 5MBの音楽を1.25MBに圧縮
などとあります。
ほんとかよーと思いつつ評価を探してみたところ、この手の大手ForumのiLoungeでは"iTunesでも出来るよ","魔法の薬はないよ!"と見事に一蹴されております。要はビットレートを落とせばおんなじやん、という結論でしょうか。多分実際に試した評価ではないのでしょうが、ちょっといきなり買うのは勇気がいるので二の足を踏んだところです。
今後もオーディオ・映像圧縮技術の革新はどんどん行われていき、圧縮率の高いアルゴリズムが開発されていくと思いますし、必要性が減ることはないでしょうね。いずれにせよ元の音から情報を削る以上音質はやはり低下するわけで、いかに人の耳がわからないように圧縮するかなんですよね。
で、この技術ってレート的にHE-AACあたりと競合しそうです。ちゃんと評価が得られて、性能が出ているようなら、組み込みとかの分野で低ビットレート高音質な機器を作るとか、ストリーミングなインターネットラジオとか、ボイスレコーダとかいろいろ用途はありそうです。