Lenovoが公式ブログInside the BoxでThinkPadでサポートして欲しいLinux Distributionの投票を受け付けています。
ご自分のお気に入りのLinuxを投票してみたらいかがでしょうか。
私はUbuntuに投票しておきました。
ちなみに私がVoteした時点での結果を上位から並べると
- Ubuntu 4624票
- Debian 739票
- Fedora 403票
- Gentoo 291票
- SuSE 256票
- Redhat 117票
となっています。圧倒的にUbuntuですね。Redhat/Fedoraも今後デスクトップに注力するようなので注目です。
次期Gustyのリリースも近づいてきました(10月リリース予定)。モバイルバージョンも楽しみです。個人的にエンベデッド向けにチェックしようかと思いつつ。
コメント (2)
今見たところ、「バイナリしか無いドライバを拒否するものなら、どれでも良い」という選択肢が3位になっていました。私の一票も入ってますが。
極端に言えば、トーバルズ氏を始めオープンソースのドライバを書いている人のうち、ディストリビューションをひとつでもサポートしている人なんてひとりもいません。書いた人がサポートしなくても他の人が勝手に保守できるようにするために、オープンソースにしているのですから。レノボも、ディストリビューションを一つもサポートしない人達に加われば良いと私は思います。
それでも敢えて特定のディストリビューションを挙げるなら、Gentooを私は推しますが。
投稿者: A-11 | 2007年09月15日 00:01
日時: 2007年09月15日 00:01
A11さんコメントありがとうございます。
ポイントは2つですね。ちょっと大上段かつ長文になりますが、
1. ディストリビューションについて
ディストリビューションの出来不出来はユーザビリティに大きく影響するので結構重要なポイントだと思います。今回のLenovoの場合はエンドユーザ向けのものなので、現時点でユーザビリティに優れたUbuntuが最も近いと思ってます。
Windowsが普及している最大の理由はやはりPCを買ってきて箱をあけたら入っている、というのが大きいし、個人的な意見として、たとえバイナリしかないドライバであっても、それで使える人、使いやすくなる人が一人でも増えれば価値があると思っています。ディストリビューションなんてどれでもいいとか言う人でもやっぱり何かを使うし、ライナス氏だって一から全部構築しているわけではないでしょうし。まあそもそもそういう人は正直放っておいても使えるわけで。
2. オープンソースであるかどうか?
オープンであるかどうか、というのはある人には重要なことかもしれませんが、大多数のユーザにとってさほど関係ないことで、ましてやコンパイルを伴う作業などは誰にでも出来ないし、する必要もないのでは。僕も今slackwareすらない世界に戻ってそれで仕事でもしろといわれたらLinuxを使い続けるか疑問です。
オープンソースというのは、それ自体が目的なのではなく、それが実現するであろう自由なコンピューティングの世界が現在の世界よりよりよいであろうと思うからこそ、僕は支持しています。そこには開発者や技術者以外の多くの一般ユーザがいないと意味がないと思ってます。
理想を求める急峻な意見は貴重ですが、一足飛びに全てオープンになるなどはありえません。企業もユーザも折り合いをつけるための時間が多く必要です。まだまだ当分は過渡期が続くものと思えばどうでしょう。正直今と5年前とを比べても別世界と思えるくらいに変わってきていると思いますがどうでしょう。
ここ最近のATI(AMD)の動きや、Microsoftでさえソース公開を行っていますし、大きな流れはオープンソースに有利に向かっていると思います。何より個々のオープンソースなプロジェクトには年間の売り上げや株主への義務があるところは少ないわけで、長い目で見ればいいのではないでしょうか。
投稿者: yamap | 2007年09月15日 23:45
日時: 2007年09月15日 23:45