少し旧聞になってしまいますが、Rubyのjava実装であるJRubyがRC3となり、リリース目前となってます。リリース前なので新しい機能追加ではなくバグフィックスとコンパチビリティー向上を行っている模様。
jrubyのパッケージ、Linuxではrpm系のjavaリポジトリjpackageにはかなり古い0.7が入っていますが、同じLinuxでもUbuntuにはまだ入っていません。他力本願ですが、Ubuntuはsunのjavaがパッケージに含まれているので、動かしやすそうです。誰かやってくれるとうれしいですね。(debはまだ作ったことないので。。。)。とりあえず動作は問題ありません。
このJRubyは想像できる通り起動がとても遅くcgiなんかに使うと泣いてしまいますが、動いてしまえばそこそこ動きますし、javaのクラスライブラリがすぐ使えるのは面白いです。googleなんかはOfficialなAPIはjava/.net/pythonでrubyが含まれておらずサミシイ感じですが、jrubyから使えばスクリプトから安直にテストできます。
まだrubyを使っておられない方、rubyは使い捨てスクリプトから大きなアプリまでバランスよく使いやすいので、是非お試しを。2-3日もちょこちょこいじれば十分使えるようになります。
このニュースリリースで知ったのですがRubiniusなるruby実装が出来つつあるようです。これはrubyをシンプルに作り直そうという人がやってるみたいです。 松本さんよりいい実装が出来るとは思えないのだが。。。そういえばrubuntu(Ubuntuベースのruby向けディストリビューション)はどうなったんだろう。
等と書いたらタイムリーに以下の記事。以前発表のあったボーランドのCodeGearの国内発表。使いやすさでは定評のあるボーランド製品なら生産性が上がる可能性大。これも前から発表されていましたがNetBeansもサポート予定。Eclipseは既にサポート済み(というか少し使っています)。
まあ結局私なんかは古い人間なのでエディタとシェルでやってしまうのですが、railsなんかはディレクトリが複数あり、ファイル数も多いのでIDEがあると結構楽になりますね。
ruby、Hotなうちにpythonを超える定番になってほしいですね。