Ubuntu Linux 7.04 Feisty Fawnにはphpで作られたwebサイトのコンテンツ管理ソフト(CMS)のDrupal最新版5.1がパッケージに含まれています。パッケージは英語版なのですがdrupal.jpで配布されている日本語リソースをインストールすることで日本語化できました。忘れないうちにメモ。
前提としてはapache, php5, mysqlなどがインストール済みで、webサーバが動いていること。
aptで インストールする際には英語版のままDrupal 5 インストール - ステップ1で解説されている途中まで行われた状態となります。
Apache2,DBのセットアップこのあたりは簡単に。とりあえず全部入れます。
sudo aptitude install apache php5 mysql phpmyadminブラウザからhttp://<HOST>/phpmyadminにアクセスし、まずはrootのパスワードを設定します。
次にDrupalからDBにアクセスするためのユーザを作成します。DBを作成する際には言語をutf_binに。
Drupalのインストールおよびmod_rewriteの有効化
apacheの設定としてクリーンURLという機能を使うためにmod_rewriteを有効にします。sudo aptitude install drupal-5.1
sudo a2enmod rewrite
sudo /etc/init.d/apache2 restartdebianの設定ツールがコンソールになにやら聞いてきたら適当に答えます。
日本語化1
Drupal Japanから日本語リソースキットをダウンロードします。
- 日本語リソースキットのインストール
日本語キットを展開後、以下のようにファイルコピーcp Japanese_resources/server/update.php /usr/share/drupal-5.1/
cp Japanese_resources/support/.htaccess /usr/share/drupal-5.1/
cp Japanese_resources/server/Japanese.po /usr/share/drupal-5.1/profiles/default/ -
ブラウザでhttp://<HOST>/drupalにアクセス。
基本的にDrupal 5 インストール - ステップ2に従って行えばOK。
問題なければ次へ。
Drupal 5 インストール - ステップ2の後半に書かれている日本語リソースのアップロード&設定を行います。
- 管理者でログインした状態で
Administrator > Site configration > Localizationのリンクをたどります - importタブの"Language File:"でJapanese_resource/local/ja.poを選択。インポート先はJapanese、モードは上のボタンを選択してアップロードします。
その他
日本語化する前に英語のままDrupalをセットアップした後でも、リソースのコピーと日本語化2以降を行えば問題はないようです。
記録せずにやってしまったのであいまいなところがありますが、とりあえず備忘録ということで。