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IDCが仮想化でサーバ出荷数減少の予想

CNETの記事によると、IDCが仮想化の普及で向こう数年のサーバ数の出荷予想を10%ほど下方修正したようです。

私も個人的に仮想化には興味があり、このブログでもなんだかんだと触れてきました。このまま普及したら、なんとなくこういう予想が出るだろうとは思っていましたが10%下方修正とはかなり大きな修正です。

まあしかし大量にエネルギーを消費しているといわれる今のサーバが新しいエネルギー効率の高いマシンに移行し、台数が減ることで少しは環境に優しくなるでしょうし、増え続ける需要をこれで捌けるならいいですよね。

VMWareやXen, LinuxのKVMなんかが普及することで仮想化の環境は整いつつありますし、 ハードのコストを集中することで、1台当たりのコストは上がるかもですがトータルで減らすことができるでしょうね。ランニングコストも同様です。ただ、サーバ屋さんはトータルの売り上げの伸びが下がることに。ネットワークの需要はまだまだ伸びるでしょうけれど。

VMwareのページでのコスト削減事例でも結局ハードのコストが下がったことは書いてありますが、管理やソフトについては言及がありませんね。VMwareの親会社は企業向けストレージ製品の大手ですが、うまくリスクをヘッジしているものです。というか仮想化が進むとこの会社の製品も売れるのかもしれない。

で、結局管理コスト(手間)は仮想マシンの台数分かかるんですよね。結果的に仮想マシンも含めた管理台数はますます増えて管理者の需要は全然減らないどころか増えるのではないでしょうか。RedHatもVMwareも管理については重視しているようですしね。

ということで遠隔管理や集中管理ソリューションの需要が伸びそうではないですか? それ系の会社の株が買いかな?(笑

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2007年03月23日 01:15に投稿されたエントリーのページです。

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