なんだかLinuxのインストールマニアみたいになってきましたが
Fedora Core6で改善されたとのことでXenを試してみることに。
Xenは仮想化ソフトの一種でOpenSourceで提供されています。
仮想化ソフトってのは一言で1台のPCの中で複数のOSを使えるようにするもの。
同類のソフトにはvmwareがあります。
XenはCPUの仮想化支援機能を使いvmwareと同じようにハードウェアエミュレーションを行う方法とエミュレーションをせずその代わりにxen向けに修正を行ったOSを使用する方法の二種類の実行形態があります。エミュレーションを行わない方法ではその分オーバヘッドが少なく高速であると言われています。
私の所有しているは仮想化支援機能を持たないため、後者の方法で動作させてみます。
やった手順は以下のとおり
1. xen関連のパッケージのインストール
2. xenのカーネルで再起動
3. NVIDIAのグラフィックドライバのインストール(X)
チャレンジするも失敗。モジュールをinsmodするところでダンプして上手く動作しませんでした。
ちなみにバージョンはBetaの9625です。
4. NVIDIAはあきらめて通常のドライバ(nv)でX起動
5. guestのインストール
ここでは'fc6'という名前でfedora core6をインストールします。
ちょこっと使ってみた感じでは結構軽く悪くありません。
ただし上記でも述べたように問題も結構あります。
まとめると
ゲストにubuntuをインストールしようと思ったのですが情報が少なくまだです。
これからちゃんとドキュメント読んでみます。
結論。
管理の容易さや互換性の面でまだまだVMware Serverのほうがよさそうです。
オープンソースであること、そして軽いのは利点ですが。
Fedora Core6で改善されたとのことでXenを試してみることに。
Xenは仮想化ソフトの一種でOpenSourceで提供されています。
仮想化ソフトってのは一言で1台のPCの中で複数のOSを使えるようにするもの。
同類のソフトにはvmwareがあります。
XenはCPUの仮想化支援機能を使いvmwareと同じようにハードウェアエミュレーションを行う方法とエミュレーションをせずその代わりにxen向けに修正を行ったOSを使用する方法の二種類の実行形態があります。エミュレーションを行わない方法ではその分オーバヘッドが少なく高速であると言われています。
私の所有しているは仮想化支援機能を持たないため、後者の方法で動作させてみます。
やった手順は以下のとおり
1. xen関連のパッケージのインストール
kernel-xen, kernel-xen-develその他をyumでインストール
2. xenのカーネルで再起動
3. NVIDIAのグラフィックドライバのインストール(X)
チャレンジするも失敗。モジュールをinsmodするところでダンプして上手く動作しませんでした。
ちなみにバージョンはBetaの9625です。
4. NVIDIAはあきらめて通常のドライバ(nv)でX起動
5. guestのインストール
ここでは'fc6'という名前でfedora core6をインストールします。
- インストール元データの準備
インストール時にインストール元のデータをftpやhttpから取得しようとしますので
てっとり早くローカルのhttpdから取得するようにします。
- fedora core6のイメージをマウント
mount -o loop /hoge/FC6-XXX.iso /var/www/html/fc6 - apacheの起動
- firewallも忘れずに設定
[システム]->[管理]->[セキュリティレベルとファイアウォールの管理] - ブラウザから試しにhttp://localhost/fc6などとしてアクセスしてみる
- fedora core6のイメージをマウント
- [アプリケーション] -> [システムツール] -> [Virtual Machine Monitor]を開いておく
- xenguest-installでゲストのインストール
> xenguest-install -n fc6 -r [RAM容量(MB)] \
-f [ゲストのイメージファイル] -s [ゲストイメージのサイズ(GB)]
インストール元をきいてくるのでローカルのwebサーバを指定(http://host-ip/fc6な感じ) - もしvncでエラーが出たらvncをインストールして(yum -y install vnc)
vncviewer localhostでOK - 無事にインストール画面が表示されたらそのままインストール
どうやら私の環境ではマウスカーソルが実カーソルとずれます。 - インストールが終了して再起動したらfc6ドメインが終了する
- インストールしたゲストを起動
> xm create fc6
- vncviewerで127.0.0.1に再度接続
ちょこっと使ってみた感じでは結構軽く悪くありません。
ただし上記でも述べたように問題も結構あります。
まとめると
- ゲストインストール時のvncやホスト指定でエラーがでてしまう
- vncのカーソルがずれまくり
- キーボードの記号の配列がおかしい
- cpuの周波数変更が効かない
- NVIDIAのドライバが使えない(ぼよよーんが使えない)
- Fedora以外のインストールはユーティリティからできない?
ゲストにubuntuをインストールしようと思ったのですが情報が少なくまだです。
これからちゃんとドキュメント読んでみます。
結論。
管理の容易さや互換性の面でまだまだVMware Serverのほうがよさそうです。
オープンソースであること、そして軽いのは利点ですが。