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AMDの新Athlon64 仮想機能付き

AMD社が新ソケットAM2を使用したDDR2対応Athlon64が発売されています。
現行のモデルをそのまま新ソケット・メモリに移行する形で
性能、価格もほとんど変わらない感じです。

目玉としては

1. 低消費電力バージョンが二種類(65W, 35W)
2. 仮想化機能AMD-V(Pacifica)

特にAthlon64X2 3800+の35Wはかなり惹かれます。
今使っている3200+の消費電力が67Wなので約半分の電力で
デュアルコアというのは魅力的です。

私のLinuxBoxは最近エンコードエンジンになっていることが多く
消費電力が低く高速になればいうことはありません。
今のCPUは30-67W位の消費電力ですので
約半分として、15W-35W?くらいになるんでしょうか。

仮想化機能については
Intelは去年からVTとして同様の機能をリリースしていましたが
AMDもPacifica発表から1年。やっと、という感じです。

これでVMWareが高速になってくれたり、
Xen上でWindowsが起動したりすると
とてもうれしいんですけど。

自分的な使い方としては
Windows on Linuxがメインではあるのですが
最近ではゲストOSの遅さに負けて2台のマシンで別々に使っているので
2つのOSがそれぞれネイティブ並みの性能で動くなら
1台でまかなうことも十分可能です。
DualCPUのマシンなんてあればばっちりですね。

ほかにも最近のVMWareの使い方としては
いくつかの種類のLinuxを入れたり
移動可能な環境として使ったり
用途に応じて各マシンのUtilizationをあげることが出来
使い方に幅が出来るんですよね。
(WinマシンもLinuxのクラスタの一部にできたりもしますし)

Windowsだと商用ソフト(仕事用開発環境も)やアプリケーションが
多いですし、やはりソフト開発やデータ処理、サーバにはLinuxのほうが便利です。
そのほかの部分はそもそも最近では使うソフトが非常に同じなのです。
(Firefox, Thunderbird, Sunbird, Emacs(xyzzy), VLCなどなど)

open sourceの恩恵で両者の垣根は低くなってはいますが
得手不得手をうまく使い分ければよりいい環境が出来ます。
その際仮想マシンを利用すれば
複数マシンを用意しなくてもよく、移動もしやすく
サーバ仮想化のメリットと同じメリットが
ソフト開発者・個人ユーザにも十分役に立つと思います。

まあ今回のはCPU、マザーボード、メモリと全部換えないといけないので
今使っているものにそれほど不満がないので
すぐに乗り換えるほどのものでもないですねぇ。。。

出来れば今のシステムそのまま流用できたらうれしいのですが
現行のSocket939のものは値段が落ちる前にFadeOutするのだろうか。。。?
Socket939バージョンの35Wのもの出してほしいです。。。

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2006年05月28日 15:16に投稿されたエントリーのページです。

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