WiFiルータ程度の大きさの小型のx86 LinuxPC。消費電力がわずか8W。太陽電池で動作可能というもの。
消費電力から見てもわかるように0スピンドル。写真をみれば大きさもとてもコンパクトで自宅サーバやなんかにいいかもしれない。。。と思ったのは一瞬でした。
残念なことにスペックはCPUはx86の200Mhz、メモリ128MBで価格が$400もするとのこと。ちょっとスペックが低すぎ&値段が高すぎ。オプションでソーラーパネルと10InchLCDがあるようですが。。。
製品のターゲットを簡易デスクトップとしているようで、搭載LinuxはPuppy Linux。Officeアプリなどを搭載しているとのこと。ですが、CPUがへぼすぎるためOpenOfficeは無理っぽくGnumeric&AbiWord。このスペックではFirefoxもまともに使えなさそうです。またUbuntuなどの普通のデスクトップLinuxを入れるにもプア過ぎですね。
製品の目標を誤っている感がかなりします。スペック的に見ればせいぜい玄箱程度のもので、$400は余りに高すぎ。せめてソーラパネル込みで$400とか、本体のみ$200以下なら自宅サーバかルータに欲しい人はいそうですが。
個人的にBluetoothとWifiとUSBとLANが内蔵でCFスロットがあるバッテリー駆動なマシンが欲しい。AirH"かAUのW05Kを入れてバッテリー駆動な万能ルータが欲しいんですよね。世間に見当たらないのでDIYで作ろうかなどと真剣に考えているところなので、ベースに使うには面白いかもしれません。
ちなみにこっちはArmベースの200Mhzで2W。やはりLinuxが動作し、$300とのこと。これだと単3の充電池で2時間以上駆動出来る計算になります。Li-ionのバッテリーならもっと駆動できそうです。またソーラーで駆動するにもそこそこの大きさのものでいけそうです。