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VirtualBox4のWindowsVMをVMware Fusion3へ移行の覚え書き

最近ではRDPでつなげることが出来、フリーというのでVirtualBoxで仮想マシンを使うことが増えていました。時々おかしなこともありますが、普通に使う分には使い勝手も速度も特に不満無くいい感じです。が、MacBook AirをホストにWindowsやLinuxゲストを使っているとどうもVirtualBoxはUSB周りが弱い感じなのでVMware Fusion3に移行。手間のかかるWindowsのVM移行の覚え書き。

所で今回VMware Fusion2から3へのアップグレードを行ったのですが、本家ページから辿ると2800円強で出来ますね。結構安いかも。

環境はMacBook Air,Snow LeopardをホストにVirtualBox 4.0.2とVMware Fusion 3.1.2。ゲストはいくつかソフトの入ったWindows XP Pro SP3です。

稼働しているWindowsVMの移行ですが、一からWindowsやアプリなどを入れ直しするのは大変です。そこで以下のようにVM移行を試して見たが失敗:

  1. VMware側で普通にインポート
    ParallelsとMS VirtualPCからは移行出来るのだがVirtualBoxはサポートされていない
  2. VirtualBoxからova/ovfにExportしてVMwareでインポート
    VMwareは直接ovfはインポート出来ない。
    ovftoolを使って変換しようとしましたがこちらも変換時にエラーが出て不可
少し調べたところVMware Fusioin PC Migration Agentなるツールが公式にあったのでこれを使用してみました。このツールはなかなか良く出来たツールで実機だろうが仮想PCだろうが稼働中のWindowsにAgentをインストールすると丸ごとVMにインポート出来てしまうものです。もちろん同時に使うにはソフトのライセンスが複数必要になる可能性もありますしWindowsも再アクティベーションが 必要になります(のでOEM版は注意)。
 
手順 
  • ターゲットとなるWindowsとLANで接続する
    今回は同じPC内なのでVirtualBoxを起動しWindows Guestを起動する
  • ターゲットのWindows内で VMware Fusion 3 => "Driver & Tools"タブ => VMware Fusion PC Migration Agent をダウンロードしインストール
  • ツールを起動すると4桁のパスコードが表示されます
  • 次にVMware Fusionを起動し、メニューから[ファイル] -> [PCを移行]
  • ダイアログが出るので"続ける"
  • PCを勝手に探し出して来るので、さっきのパスコードを入力
  • 移行が始まったら後は放置
完了してWindows起動後VMwareToolsのインストールとWindowsの再アクティベーションが走るので、再起動すれば完了。
 
できあがったVMではメモリサイズは512MB, のディスクは動的なディスクになっていると思います。メモリは適度なサイズに。動的ディスクが気になる方は固定サイズに変換すると良いかもしれません。
  
軽くアプリやツール、ゲーム等を起動して使ってみましたが今のところ問題は無いようです。

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2011年01月31日 01:01に投稿されたエントリーのページです。

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