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Google Public DNS/OpenDNS/プロバイダ/ローカルでDNSの速度比較

Googleが安全で高速なDNSサービスを開始したとのことでちょっと使ってみました。これはまあ一言で誰でも使えるCaching NameServerということでクライアントのDNSの設定をこれに置き換えるといいとのこと。

同じく安全で高速なDNSサービスとしてOpenDNSがありますので、これらと普通のプロバイダのモノ、ローカルのキャッシングnamed等と比較してみました。

ちなみにこれらのいう"安全"とはDNSに対するDosアタックやPoisoning等に強いという意。

計測はLinux Box(Ubutu 9.04/AMD Phoenom2 2.5Ghz)/GB LAN/WAN ADSLです。測定回数は5回で平均は最大最小をのぞいた3回の平均値。 引いた名前はwww.yahoo.co.jp。

  IP
最大
最小
平均
 ローカルのCaching NameServer  ローカル(LAN)  121ms  11ms
 11ms
 ルータのDNSリピート機能  ローカル(LAN)  40ms
 11ms  12ms
 プロバイダのDNS  ns1.wakwak.com
 44ms  39ms  40ms
 Google Public DNS  8.8.8.8
 152ms  71ms  71ms
 OpenDNS  208.67.222.222  293ms  155ms  165ms

 ということで、速度を求めるのなら普通にプロバイダのDNS、caching namedかルータのDNSリピータを使うのがいいという結果となりました。DNSサーバのフォワード先やルータのセカンダリなどに設定するくるくらいならいいかもしれません。

まあ、なによりGoogleのDNSは覚えやすいIPアドレスなのが利点なので、なにかのおりに使ってみてもいいかもしれません。

ということで、高速化を行えるかもとか思うと期待はずれ、というかあんまり変わらないと思います。

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2009年12月04日 20:21に投稿されたエントリーのページです。

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