もうWindowsも7とかいうわけのわからないバージョンになり、Ubuntuのバージョンも二桁行っちゃいそうな昨今ですが、とある事情で久々にDOSをブートすることが必要になり、調べてみたのでメモ。
今時フロッピーなんてノートPCでは付いていませんし、CDを焼くのもなんです。やはり今時は再利用が効き、安くなっているUSBメモリで起動できるのが一番便利です。
で、本家のWikiを見てみたのですが、いろいろ手順があるわりにどれもイマイチでした。一番サクッと動いたのが以下のページ。
手順
OSはWindowsXPで試しました。syslinuxを使うので多分Linuxでもできると思います。詳しく説明があるので余り説明はいらなさそうですが、
- 上のページからbootstick.zipをダウンロード
- 展開
- コマンドプロンプトを開いて展開後のディレクトリに移動
- 上のページ説明に従ってUSBメモリをセットアップ(ドライブはX:と
- USBメモリからパーティションを全部削除
- FAT32でフォーマット
- syslinux\syslinux.exe -fma X:
- xcopy usb-root\* X:\ /E/H/I
- 後は適当に自分の必要なファイルをコピー
- リブートしてBIOSを設定
実質メモリをフォーマットしてから2ステップだけ。
USBからブートするとsyslinuxのプロンプトがでますので、そこでリターンを叩くとFreeDOSが起動します。
設定
- syslinux.cfgをテキストエディタなどで開いて先頭のpromptを0に
- autoexec.batファイルを作成し
PATH=C:¥ODIN
これでいきなりFreeDOSが起動するようになります。起動速度はまるで組み込みOSのごとく高速で数秒で完了します笑
最近ではBIOSがUSBメモリをサポートしていてBIOSのアップデートにもDOSは必要なかったりしますが、直接ハードもたたけますし何かのおりにでも。