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WikipediaのサーバがRedhatからUbuntuへ?

Linuxのデスクトップ分野ではもはや押しも押されぬトップになったといってもいいUbuntu。このところはMobileとServer分野でも力を入れているようですが、あのWikipediaのサーバ群がRHEL/FedoraからUbuntu 8.04LTSに置き換っていくようです。

今までサーバ分野では遅れを取っていて、私も長期運用のシステムにはインストールするのはまだ早いのでは?という印象でいました。世界的にメジャーなwikipediaが使うというのはかなり大きな後押しではないでしょうか。実績やユーザが増えると周辺も充実しますので期待です。

debベースのUbuntuではサーバ向けにも様々なソフトがaptでインストール出来て結構楽です。種類も多いし、リリース時にはその時点で新しめのアプリがインストール出来ます。

が、デスクトップでは半年ごとにバージョンアップしていくのであまり大きな問題はないですが、LTSでは1年も経つといろんなアプリが古くなってきます。場合によってはベース言語やなんかがバージョンアップしたりすると、以降困ったりしてしまうこともあったりするかもしれません。

もちろん自分でインストールしたり、バックポートなんかを使うといいのですが、セキュリティホールなどのメンテは基本的に主要部分にしか行われません。変化の激しいwebのサービス周りなんかにも上手く対応してもらえたらかなりうれしいのですが。。。貢献したいのはヤマヤマですが、debってrpmより手間がかかりません?これは慣れの問題かなあ。

ただ、diggコメントにもありますが、デスクトップもモバイルもサーバもUbuntu一色になるのもなんだかなあ、というのが正直なところなので、せめてサーバ分野くらいはRedhatに負けないで頑張って欲しいですね。

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2008年10月10日 12:03に投稿されたエントリーのページです。

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