すっかり恒例のUbuntuレギュラーリリース8.10 Intepid Ibexが公開されましたね!早速ダウンロード中です。
デスクトップ版のアナウンスページから特徴をピックアップしてみると、
- Ubuntu 8.10 Desktop Edition enables mobile, flexible computing for a changing digital world | Ubuntu
アナウンスのタイトルはデジタルの世界を変えてやろうという意気込みの非常に意欲的なもの。今回はモバイル向けの機能が強化されていて非常に期待しています。
- 3Gサポート
Wifiの接続は限られているので、3Gモデム、ドングル、Bluetooth接続などの接続性を向上 - UbuntuをUSBドライブへインストール、同じくUSBドライブからインストール
- ゲストセッション
- BBCの視聴(?)
- Gnome 2.24
更新された様々なパッケージを含む最新版 - etc
個人的に非常に興味があるのがUSBドライブ関連でしょうかね。他に同時リリースのサーバ版もかなり力を入れたようですし惹かれます。
つい先日Mr.Ubuntu、Shutleworth氏がインタービュー記事でまだ後3-5年は儲かるにはかかると述べておられ、これだけメジャーになった今でも商業化が難しいことを示唆されています。彼の財布が空になる前に是非黒字化して欲しいですね。
やっぱこれだけのことを継続するには膨大なお金がかかるでしょう。PayPalでドネーションを募る位じゃ追いつかないでしょうしね(笑。戦略的にLinux Desktop=Ubuntuという独占的状態を作ってからが勝負といったところでしょうか。なにせ相手はPC世界のBorgと、センスに溢れる独裁国相手ですからね。
頭の貧相な自分はユーザ企業からカスタム代をもらうとか、サポートするとかしかお金儲けを思いつきませんが、高すぎたらお客はつかないでしょうし、ローカライズも必要です。各国でサポートを行う会社が立ち上がってそれなりに儲かり、同時にCanonicalもと上手く繋がっていけばいいのですが。
ちなみに数日前から提供されていたリリース期日カウントダウンバナーはこんな感じになっていますね。