定期的な半年毎のリリースを行っているUbuntuですが、今月末にリリース予定の8.10、コードネームIntrepid Ibexのベータがリリースされてますね!
Ubuntuではリリース間で大きなソフトのアップデートは行わない代わりに、定期的にリリースを行うという方法で、比較的安定して着実にアップデートを重ねてきてきています。
前回の8.04はLTSという3年または5年の長期サポート版でしたが、今回の8.10は通常版でサポート期間が1.5年しかありません。そろそろ7.04がサポート切れになりますので、まだお使いの方は移行準備をぼちぼちしておいたらいかがでしょうか。
今回は全体的なソフトのアップデートに加えて、Xorg 7.4によるハードや性能のアップ、モバイルデバイスのサポート強化や3Gネットワークのサポート、一時的な共有機能などが目玉に上げられています。
Ubuntuとのつきあい方としては、一度入れたら長期間使い続けるというスタイルより、リリースごとにどんどんアップデートしていくのが一番いいと思います。少なくとも1年毎くらいに上げるのが良いかもしれません。
今までの経験ではアップグレードより新規インストールがいいです。アップグレードすると数時間はたっぷりかかりますが、新規なら30分あればインストールは終わります。その後の設定移行が手動になるので多少手間はかかりますが、そう大変でもありません。とはいえそろそろアップグレードだけでいけるようになったらうれしいのですが。
サーバは通常数年は使いたいと思いますので、そんなにしょっちゅう入れ替えできません。Ubuntuも力を入れているようですが、他のディストリビューション、例えばCentOSやDebianなんかでもいいかもしれません。が、デスクトップはほとんどUbuntuで決まりな感じですね。Fedoraほど先走りもなくまとまっていていい感じです。
この土日にでもインストールしてみようかな?個人的にはXorgのバージョンアップでEeePC、G35やAMD 780Gのサポートが良くなっているとうれしいかも。