以前から噂のあったDellのモバイルノートE4X00シリーズがいよいよ投入のようです。
特にモバイルユーザにとってかなり気になるのがこのE4200ではないでしょうか。というかかなり個人的なツボに入るスペック。4Cellバッテリー装備時に1.0kgという軽量ながら12inch液晶なモデル。期待していた 8.9inchモデルはまだですが、こちらもなかなかいい感じです。
- CPU Intel Core2 Duo ULV
- メモリ DDR3 1GB ~5GB
- 画面 LEDバックライトのWXGA(1280x800) 12inch
- ストレージ 64GB SSD, 128GB SSD
- グラフィック Intel 4500MHD
- Wifi/Bluetooth(option)/Gigabit Ether
- eSATA/IEEE1394/etc
- 重量 1.0kg
ただ、製品情報に"モバイルユーザとエグゼクティブ"向けとあるのが気になるところ。まだ値段が出ていないのですが、高価そうな部品を使ったスペックからして20~30万くらいは軽くしそうです。
これを10万以下というのは無理でしょうがD430なんかと同じ10万円台の前半~中半で出してくれたらいいですね。なにかと制限のある小型安価系ノートを買う理由がぐぐっと減る人も多いのでは。
持ち運び重視なユーザにとっては大きさ、重量と値段と性能のバランスが重要。最近では性能的にはローエンドなものでもそれなりに使えるのでたいていのCPUなどで問題はないとして、あとは大きさ、重量と価格。今のEeePCライクなPCは個人的に大きさ価格はいいものの少し重め。ただし安価なので気軽に持ち運んで使えるのがいいところ。
よそのメーカはみなEeePCに右へならえして8.9/10inchで1~1.3kgとなっているので、ここは後発のDell、 スペックは同等でより軽い方向へと進んで欲しいですね。今回のE4200を見る限りもうすぐ発表の噂の1kgの8.9inch/10inchバージョンも期待できそうです。個人的にはこのE4200の画面とキーボードで他をATOMとかにスペックダウンで10万くらいなら即買いかも。
追記:正式発表はまだですが、やはり'エグゼクティブ向け'な価格になるようでデル、最軽量997gの12.1型モバイルノート「Latitude E4200」によると30万円台前半とか。まあ長時間駆動、高速起動なARMベースのサブプロセッサが載っていたりと軽量にも関わらずかなり欲張った仕様なので仕方ないところでしょうか。
ところで、このサブプロセッサって独立して本体と同時に動作させたりもできるんでしょうか?出来るならarm向け組み込み開発環境したり、バックで何かさせたりと結構面白そうかもしれませんね。