Ubuntu 8.04 LTSがリリースされましたね。今回のバージョンはサポートの長いLTS(Long Term Support)というバージョン。ちなみに前回のLTSは約二年前にリリースされた6.06でした。早速デスクトップをダウンロード。なぜか日本のミラーが公式のリストになかったのでTWから。結構速くすぐにDL完了。Ubuntuもメジャーになったのでミラーが増えてダウンロードの心配はなくなりましたね。
今回は以前発表があったようにパーティションを切らずにWindowsからインストールできるWubiがインストールオプションに入っています。何かと都合があったり、初めて使う方には敷居が低くていいと思います。いい機会ですので一度お試しくださいませ。(初めての方は日本語CDリリース後がいいと思います)LTSはデスクトップが3年。サーバ向けが5年サポートされるもの。ひとつの節目という感じでしょうか。サポートが長いと安心して使えます。が、残念なことはアプリのバージョンアップは基本的にバグフィックスとセキュリティのフィックスで大きなバージョンアップは基本的にされません。
レギュラーリリースは半年に一回で変化も激しい分野なので適当に入れ替えつつ使うのがいい感じです。業務向けでない限りデスクトップで今のアプリを3年後に使っているかというとはてなですしね。業務や教育システムで使うのならば別ですが。
むしろ長期サポートがありがたいのはLinuxの得意なサーバ分野ですが、こちらもさすがに5年たつと何かと様変わりします。個人的にはLTSリリース間でのアプリのバージョンアップのポリシーを柔軟にしてもらえたらうれしいかも。
ちなみに日本語環境を強化した日本語ローカライズバージョンのCDは今日明日にもリリースされる予定のようです。日本チームの皆さんお疲れさまです。
リポジトリ自体はすでに用意されてますので上のページの7.10に日本語環境を追加する手順をhardyと読み替えればOKだと思います。(まだやってませんが)。今週末は何かと忙しくなりそうです。