コマンドラインとGUIからとてもシンプルに使える暗号化ソフト。知らなかったのでメモ。
Ubuntuではaptで 、CentOSなどのRedhat系ならrpmforgeからyumでいけます。
使い方:
gcipher -[c|C] Cipher [-k key] 入力ファイル [出力ファイル]
-c で暗号化、-Cで復号します。
-pを使うと通信の間に入りproxyとして動作します。
Cipherとキーの関係は以下のような感じ。 ファイルが"-"ならSTDIN/OUTを使用します。
出力ファイルを指定しなければSTDOUTに出ます。
gcipher -c [Gie|Ceaser] ファイル
gcipher -c Rot -k [0-25] ファイル
gcipher -c Vigenere -k string ファイル
gcipher -c Vigenere -k linux -p gnu.org 1028 1027 (manよりコピペ)
引数無しで起動するとGUIが起動します。
詳しくはリンク先かman gcipherとしてください。
パイプと組み合わせできるのがお手軽に使えていいかも。試しにcppのソースをかけてみたところ、なんだか簡単に解けそうな感じ。debianパッケージの説明にもありますが強力な暗号化は行わないので重要なデータには使用しないのが吉かと。
ただ軽いのでGUIを組込み向けなんかにはいいんじゃないかと思ったのですが、中身はpython(^^;少なくともサーバとの通信でパスワードなんかを流すのは止めた方がいいかもしれません。