AMDがRadeonのドキュメントを公開してから他のメーカもドキュメント公開に行い始めていますね。nvidiaも公開するという話ですし、今回はIntelも965/G35 IGPだそうです。
組み込みの仕事をしている都合でNDAを結ばないと読めないようなCHIPメーカのドキュメントには馴染みがあるつもりなのです、いつも思うのは何で?ということ。
戦略的に意味があるような石なら意味もあろうと思いますが、一般にバリバリ使われるようなネットワークやオーディオチップ(といってもそんな高機能のものではない)なんかもNDA。なんの意味があるんだろうと思ってました。
逆にグラフィックカードは高機能で複雑なデバイスの一つ。詳細な仕様から読み取れることも結構多いため資料は隠したいこともあろうとは思うものの、必至なデバイスだけにLinux/BSDを使っていて特に不便でした。主要な3つのグラフィックカードのメーカが全てドキュメントを公開することでより公平でレベルの高い競争が出来るようになるのではないかと期待します。
Linuxでもnvidiaなんかはバイナリのドライバがないとまともに使えないのが現状。IntelのIGPオープンソースのドライバがあるとはいえ、公開されることでよりいいサポートや機能追加が出来るのではと楽しみです。 例えば熱いときやバッテリーの時は自動的に性能を落とす代わりに省電力になるとか、機能のバリエーションが増えればいいですね。