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Linux向け差分バックアップシステムのFlyBackを使ってみた

AppleのTimeMachineと比較されたりしているLinux向けの差分バックアップシステムFlyBackを使ってみました。ビジュアル的にはかなりの差があるので比較するにはちょっと問題があると思いますが、お手軽なバックアップ手段として便利そうなのでメモ。

FlyBackはrsyncベースのGUIツールで、差分を時系列でバックアップできるシステムです。コマンドラインな方は簡単なスクリプトで同等なことが出来ると思いますが、やはりGUIがあるとなにかとお手軽ですし、コマンドラインに慣れていない方でも簡単に操作できるのがいいところです。

 インストールは、というほどのこともなく簡単です。

  1. sudo apt-get install python python-glade2 python-gnome2 python-sqlite python-gconf rsync
  2. google codeから0.4.0をダウンロードし、展開。python  flyback.pyとするだけです。

バックアップの開始前に設定が必要です。

  • Edit->設定
  • Storage Locationでバックアップ先のメディアかディレクトリを指定。このときバックアップ先の階層の中にバックアップ元を含まないように注意。
  • Include/Exclude Directoryでバックアップ元のディレクトリを指定

後は"Backup"を選ぶだけです。一回目は時間がかかりますが、二回目からは差分が少なければ一瞬で終わります。試していませんがバックアップにスケジュールを指定することが出来、定期的にバックアップできるようです。

特にノートPCなんかでは大容量のUSBメモリが安価になっているので(ADATAの遅い奴なら16GBで1万を切っている模様)バックアップ先に丁度いいと思います。

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2008年01月22日 01:45に投稿されたエントリーのページです。

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