あちこちのブログで触れられていて知ったのですが、近々国内販売が予定されているASUS EEE PCがなんとamazonで一時フライングで予約受付になって、その後また不可になったらしいですね。Linux版ではなくWindows XP版で5万円台後半の値段だったようです。
メインメモリは512MBでストレージのサイズは4Gなバージョンのようです。キーボードはJISなのか?など興味はあるのですが、海外では$299とかで買えるのに結構高いのでは。理由としては、WindowsXPのバンドル、日本語キーボード、その他のローカライズ、サポートあたりでしょうか。$299が5万後半になる理由にはあまりにちょっと。
ASUSもEEEの売れ行きがよく、今後もかなり期待をしているようです。特に以前よりノートPCの人気が高い日本では結構売れると思うのですが、この値段では微妙な感じです。
確かに国民性として、”どうせなら”などと結構高い製品でも買ってしまうという所はあると思いますが、なんと言っても落ち目の国。最近の若い層は昔のような金持ち日本人とは異なります。海外と同じく、低価格で使いものになるイメージでないと、今後はそんなに売れないんでは。
これがメモリ1G, ストレージ8Gとかならまだなんとか納得出来るところですが、512MB/4Gでは、結局一部のモバイル好きしか買っていかない気がします。まあ日本ではモバイルな人口が多そうなので、売れないといってもそこそこ売れるとは思いますが。
日本国内でも、PCを買う余裕がない人や、高価という理由で購入を控えている方々もいっぱいいます。家庭内で使うのにも住居が狭いという理由でデスクトップよりノートPCの方が人気の高いので、こういった購入していない人に対してASUS EEE PCはアピール出来るのではと思うのですが。
また海外ではASUS EEE PCは子供用としても売れているそうですが、学生がノート代わりに使ったり、主婦用としても需要がありそうです。
PC=Personal Computerの名前が示すようにPCにはとても個人的な共用できない、したくない、しにくいデータが保存される可能性が高い。個々人が別々のマシンを使えることに意味がある場合も少なくありません。TVのように、家族で複数台のPCを使うのが理想と思います。海外での価格を見る限りgPCやASUS EEE PCはこういう需要にも応えることが十分出来る価格帯のいい製品だと思うのですが...
WindowsXP版なんて全く不要。そんなのに金払う位ならメモリ増やして欲しい。ドル110円換算とは言わないまでも、海外と比べてもう少し妥当な値段をつけて下さい。ASUSさん。同じ高くなるならLinux版にATOKかWnnもバンドルして欲しいですね。
追記:マウスコンピュータ、アドテックが512M/4G/XPのバージョンを49,800円で直販、メモリ2Gで50,800円で発売なようです。アマゾンに出た5万後半より少し安そうです。それでも$299と比べると高いですが、5万切っただけでもまあ何とか、2Gモデルはまずまずでしょうか。WindowsXP抜いて4万台前半で売ってくれませんかね。