HandBrakeはDVDから簡単にリッピング。mpeg4等のファイルに変換できるツールです。テンポラリーディスクも使わずそこそこ高速に一発で変換できるので重宝してます。
MacOSXではいくつかのプリセットが用意されており、簡単にiPhoneやiPod向けの動画に変換できるのですが、LinuxではCLIしか用意されておらず、自前でパラメータを準備する必要があります。 以下のコマンドラインはMacOSXのプリセット値から抜き出したLinux(HandBrakeCLI)用のiPhone/iPod touch向けの設定です。
./HandBrakeCLI -i /dev/hda -f mp4 -w 480 -m 1 -e x264b30 -b 960 -E faac -B 128 -a 1 -s 1 -x cabac=0:ref=1:analyse=all:me=umh:subme=6:no-fast-pskip=1:trellis=1 --crop autocrop -o output.mp4
改行が入っていますが一行です。
-a 1は音声、-s 1は字幕の指定です。DVDやお好みに合わせて指定してください。
-m 1はmp4用のchapter markを付ける設定。リップするチャプターを指定するときは無効のようです。
-b 960の代わりに-Sでサイズ(MB)指定をすると指定サイズのファイルが出来ます。空き容量との相談がしやすくてオススメです。
また2パスエンコーディング+Turbo指定"-2 -T"も有効です。-Tを付けると2パスの効果は少し落ちますが、1パス目が2-3倍くらいの速度になるのでいい感じです。