so-netがwebで年賀状を作成、送付までやってくれるサービスを開始したようです。実は数年くらい前からこういうのが出来ないかなーと思っていたサービスです。
というのは、今LinuxとWindowsを使うと、Windowsでないとどうしても出来ないことというのがどんどん減ってきています。仕事で使うような商用ソフトや、特殊なハードやソフトがいるものなどは無理なものもありますが、一般的なタスクではたいてい代替のものが揃ってきています。個人的にはワンセグチューナさえ使えたらWindowsを捨ててもまずOKです。
そういった中で日本特有の慣習、年賀状というのはある意味キラーアプリ。周囲でも皆さん毎年大量に印刷しておられます。が残念ながらLinuxではいいハガキ印刷ソフトというのがありません。(というか私はしりません) Linux詳しい方なら別に他のソフトで不可能な話ではないですが、やはり専用インターフェースのソフトの方がとっつきもいいし、簡単に使えます。毎年豊富な図版のついた印刷ソフトが安価にコンビニなんかに並びますよね。
で、こんなのこそWeb2.0的なハガキ作成ソフトがあれば解決なのになーと思っていました。出来ればローカルのプリンタで印字できたらランニングコストを抑えることが出来てベターですよね。また一つ'Windowsでないと'な理由を減らせると思います。
このso-netのサービス、登録していないのでFirefoxで使えるかどうかわからないのですが、普通に使えるならLinuxでもいけるはずですよね。ローカル印字ではなく送付をしてくれるようで、一枚あたりの金額は120-130円と多少高いのですが、 プリンタの必要性がないことを考えると悪くないかもしれません。また数が出るサービスになるならもっと安くしてもいけるかもしれませんし。
ということで、Web2.0がLinuxデスクトップに優しいように、今後同様のサービスが増えたら、コスト競争も発生するかもしれませんし、OSの選択肢も増えてうれしいですね。
コメント (2)
年賀状作成はオープンソースのものなら、kreetingkardが定番です。
また、クリップアートはopenclipartにあります(正月用のアートはまだ一つしか無いようですが)。
http://openclipart.org/media/tags/new_year
それと、毛筆フォントは草書体の青柳衡山フォントがあります。
投稿者: n | 2007年11月28日 12:08
日時: 2007年11月28日 12:08
nさん、ご紹介ありがとうございます。kreetingkard不勉強で知りませんでした。良さそうですね。
Linuxを使い始める人が楽にいろんな使い方が出来るように、クリップアートが商用ソフトくらいに充実するか、(ライセンス的は別として)流用できたりしたらもっといいですね。(せめて毎年の干支の絵とか)
投稿者: yamap | 2007年11月29日 02:25
日時: 2007年11月29日 02:25