ほんと素直にうらやましいと言ってしまうのがこれ。Palm社がTreoとは別ラインとしてPalmOS搭載のスマートフォンCentroを発表。少しチープという評価もありますが、デザインもなかなかかっこいよく、値段が2年契約で$99と非常に安いのが特徴でしょうか。
各所に書かれていると思いますがスペックは
- LCD -- 320x320, 65536色, タッチスクリーン
- Palm OS 5.4.9
- Bluetooth 1.2
- メモリ -- 64MB ユーザスペース
- カメラ -- 1.3Mピクセル,デジタルズーム2倍
- 外部記憶 -- microSD (最大4GB)
- QWERTYキーボード
- 重さ -- 119g
携帯キャリアSprintのみの機能として
- Sprint TV -- オンデマンドのTV。CNNとかも見れるらしい
- Sprint Picture Mail -- 画像入りメール
- Sprint Mobile eMail -- 主なメールサービスとの連携(AOL, Windows Live(MSN,HotMail), Gmail, Yahoo!, など)
- Sprint IM --インスタントメッセンジャー(Yahoo, MSN, AOL)
他のキャリアでも(かぶりますが)
- メール -- 企業ないのメール(MSのサーバと連携, gmail, yahooなど)
- インスタントメッセンジャー -- Yahoo, MSN, AOL
- Webブラウザ
- マルチメディア -- 音楽や動画が再生できるPocketTunes Deluxe
- 当たり前な通話機能
- もちろん普通にPalmの機能
Palmひいきな私ではありますが、携帯の小さなスクリーンでは、常時メモリとパワーを食うマルチタスクベースより、PalmOSのような切り替え式の方がよほどわかりやすいし合ってると思うんですけどね。
もちろんブラウザ、通信機能、メール、通話などバックグラウンドで走って欲しいJobもあるし、ユーザインターフェースをリッチにしたり、マルチメディアのためにはメモリ保護もマルチタスクも必要だとは思います。でもうまくバランス取りをしないとWMのようになったりSymbianのようになったりしますし。
いまだスケーラビリティに問題のあるPalmOS 5.4.9を採用しているところがPalmのつらいところですが、限られたリソースでサクサク動くという特徴は携帯電話にぴったりだと思うんですけど。
是非国内でも使える製品を出して欲しいものですね。(特に同じEVDOなAU向けに...)