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ノートPCのマウスのドングルがジャマなので米Logitech社のBluetooth Laser Mouse V470を入手したので感想など。

• V470 Cordless Laser Mouse for Notebooks

以前に同じくbluetoothマウスのBluetake社のBT500を使っていたのですが小さすぎ、クリック感が悪い、どうにもポインタが飛びまくるなどの不満が大きく使いづらいので放置。mac用のBluetoothマウスも2種類くらい借りて使ってみたのですが もう一つぴんと来ませんでした。結局Logicoolの無線マウスV450を愛用していました。これは大きさも使いやすく、何より動作やトラッキングが割りと確実で安心して使えています。

事情でどうしてもノートPCのUSBポートを複数使いたいことと、ドングルがジャマなので 国内未発売の米ロジテック社のBluetoothのレーザーマウス、V470を買ってみました。User's Sideの通販で納期一週間強、価格は送料込みで約8000円でした。他にTwoTopでも取り扱っているようです。

外観や重さなどの印象

• 日本で市販されているV450と大きさ、重さともにかなり近い感じ
• バッテリー抜きで比較すると重さはV450より少し軽い(V450は電池込み116g)
• 色はつやのあるブルーか白。個人的にはビジネスライクな黒が欲しかったがブルーを購入
• 握った感じは悪くなく使いやすい大きさ、重さ
• クリック感も良い
• Bluetooth内蔵マシンではドングルがないのはとても○
• バッテリーは単3電池だが、単4-単3変換アダプタを使うとより軽くなる。バッテリーの持ちが悪そうなので単3で使うほうがいいかもしれない=>単4のエネループで半月常用。まだ全然持ちそうです。

• 環境1 Windows XP Home Edition
  
• 環境2 Ubuntu 7.04 Feisty + 2.6.22ckカーネル
• Dell X1 内蔵bluetooth (Dell Wireless 350 bluetooth)

• ドライバはSetPoint 4.2b (付属), BluetoothはToshiba Stack
• 時折ひどいジャンプや遅れが発生するものの、今まで使ったBluetoothマウスの中では一番良好。 無線LANとの干渉かもしれない
• V450と比べると少し反応が悪く、細かいトラッキングで少し遅れが出る。
• 当初SetPoint無しで使ったが良くなかった。SetPointを入れて再起動したら良くなった
• 今のところ十分常用できるレベルな感じ
• 少しマウスを離していると次に使うとジャンプが必ず発生するようだが、動作が予想可能で不定期なものと比べ制御できる

Linux環境

• Ubuntu 7.04 + 2.6.22ckカーネル
• Ubuntu 7.10 gutsy
• bluezスタック
• /etc/defaults/bluetooth
  HIDD_ENABLED=1
  HIDD_OPTIONS="-i 自分のBDアドレス --connect マウスのアドレス --master --server"
• Windowsと似た印象。少し離していると起きるまでにラグがありジャンプすることも同様。
• 最初使ったときには非常に動きが悪かったが、なぜか良くなった
• 同じく長時間使っていると動きが非常に悪くなったことがある。数秒で回復
• 負荷がかかった状態だとUSB無線マウス以上に飛びやすい

という訳で、USBの無線マウス(V450)と比べると少し劣りますが、Bluetoothマウスを5-6種類くらい使ってみた中では最も良好。細かいグラフィックやゲーム用途以外では常用できそうな感じです。Linux環境では当初とても動きが悪かったのですが、なぜか安定。

追記: ここ数日Linuxで一日中使っています。やはりV450には若干劣りますがまあ安定している感じで、充分常用できています。HDDかネットワークか高負荷か、極まれに何かのきっかけでラグラグになりますが、数秒後に復帰したり、マウスの電源ON/OFFで直ったりするようです。このあたりはまだ掴めていません。

2008/4/29追記: ここ半年位愛用してきたのですが、持ち方が悪いのか少し前から左側面の親指の当たる辺りのゴム？がはげてきました。かなり気に入ったのでもう一個欲しいかも。