Zimbra、ウェブメールサービスで「Ubuntu Linux」をサポートへ - CNET Japan
画面のデザインもすっきりしており、OutlookやGoogle Calendar等に比肩し得る使いやすさで、他のwebベースグループウェアやMozilla Sunbird等とは一線を画すものがあります。またウェブベースなので外出先からでもクライアントのインストールなしで使用することができ、データが自前のサーバに置かれるという安心感もあります。
世界中に多くのユーザがいるようで、サポートや機能別に以下の5タイプの製品がありOpen Source Edition以外はサポート付で有料です。
- Open SourceEdition
- ConsumerEdition
- Business EmailEdition
- Network StandardEdition
- Network ProfessionalEdition
- サポートOSはRHEL4,FedoraCore4/5,SuSE9/10,Debian3.1,Ubuntu6,Mandriva2006
使い勝手がよく、外出先からでもアクセス出来るのでしばらく使っていたのですが、定期的にサーバに負荷がかかり、かなり重いので使用をやめていました。最新版ではどうなんでしょうか。
さて、この話のメインはZimbraがUbuntuのサポートを始めるということなのですが、現在のZimbra 4.5 Open Source EditionでもUbuntu6系がリリースされています。今回の発表は有償サポート版が正式発表されるということで、デスクトップとしての評価はすっかり固まった感のあるUbuntu Linux、サーバとしての評価も高まっているのが感じられます。
私もUbuntuサーバに期待している一人ですが、残念ながら前回のLTS(Long Term Support:5年サポート版)は昨年の6月リリースの6.06でしたが、Redhat ELやCentOSをリプレースするほどの勢いは感じられませんでした。先日Releaseの7.04のサーバはなかなかいい感じですが、サポート期間が短いため長期的な運用のサーバには向かないでしょう。
今年中には次期LTSはないとのUbuntuのスポンサーであるCanonical社の発表もありましたが、今回のsun javaサポートといい、Linuxアプリケーション、データベースメーカ各社といい、次期LTS(8.04? or 8.10?)あたりを目標に動き始めているのでしょうか。
またデスクトップ同様進歩の激しいウェブアプリケーションのサーバとして考えるとさぽどの長期サポートは必要ないのかもしれないという気もします。
ともあれ、日本ではほぼRedhatがサーバを占めている感じがするのですが、多様性や競争という意味でUbuntuからのより良いLinuxを楽しみにしています。