発表されたばかりのUbuntu 7.04を6.10で使っているノートPCをアップグレード&vmwareにインストールしましたのでメモ。今までアップグレードって余りうまく言ったことがなかったのですが、今回はうまくいったようです。
手順は。。というか簡単すぎて手順を書くまでもないのです。コマンド1つ叩くだけでしたから。非常に簡単で約2時間程度で終わりました。
6.10から7.04へのアップグレード
アップグレードしたのはまだそれほど使い込んでいない6.10 Edgyです。
- 6.10をaptitude(apt-get) update/upgradeで最新の状態にします
- update-managerを起動
menuの[システム]->[システム管理]->[アップデートマネージャ]
もしくはコマンドラインからupdate-managerを起動します。 - ダイアログがでて
"Ubuntuをバージョン7.04にアップグレードしています"
- アップグレードの準備中
- ソフトウェアチャンネルを準備しています
ここで公式ではないチャンネルが無効になりましたとのダイアログ - アップグレードをダウンロードしてインストールしています
アップグレードを開始しますとなるので進めると情報がでます。
"4個のパッケージが削除されます。107個のパッケージがインストールされます。1030個がアップグレードされます。
801Mのパッケージをダウンロードする必要があります。
...
アップグレードの取得とインストールには数時間かかり、今後一切キャンセルはできません。"
ここがPoint of no returnですね。進めます。
- 途中まで快調だったのですが後半遅くなり結局DLに1時間ちょいかかりました。
- アップグレードが開始されると入っているパッケージによって途中ダイアログがでます。私のところでは3回くらい出ました。これも1時間ちょいです。
- クリーンアップ中です
確かここでパッケージ削除しますとかメッセージが出たが"無視"で進めました。
- システムを再起動しています
再起動。おめでとうございます。無事アップグレードできました。(たぶん)
- 再起動後aptitude update&upgradeしたらいくつかパッケージ削除のメッセージ。これらは削除しました。
以上。手順というか簡単なログでした。コマンド1つでアップグレードできるのは素晴らしいです。
まだ使い込んではいませんが、大きな問題はなさそうです。とりあえずberylが動かなくなったので調べる必要があるようです。
ご注意:MLやForumを見ていると失敗された方もおられるようですので、ここは一つ、うまくいったらラッキーくらいで挑むのが良いのかもしれません。
サーバのアップグレード方法なども含めまとめ中です。一応サーバもうまくアップグレードが出来たのでこれならサポートが短くてもいいかもしれないと思ってみたり。
Ubuntu 7.04 Feisty Fawnへのアップグレード方法 - Wiki@browncat.org
VMwareへのインストール
これも書くことがないです。若干引っかかりはありましたがほぼ問題なくインストール&動作。
- FC6上のVMware Server 1.02にamd64イメージをマウントしてインストール開始
- 再起動時に少し引っかかりました
- vmware-toolsのインストール
- vmメニューからInstall VMware Toolsを選ぶ
- 自動マウントされて開くので、右クリックから"Extract to ..."でデスクトップへでも展開
- コンソールからsudo ./vmware-install.pl
- hgfsのコンパイルでエラーがでる。少し時間があればパッチが作れそうだが放置
- "vmware-tools --iconify"をセッションに登録