RedHat Enterprise Linux 5互換のCentOS 5がリリースされましたね。早速DLしてVMware Server 1.0.3に入れてみました。既に各所にRHEL5は紹介されていますが、CentOS 5もほぼ同様の機能と特徴を持っており、Redhatの商標などを含まないオープンソースパッケージのみで構成されています。RHEL5がFedora Core6ベースということでFC6と似ていると思います。
- kernel 2.6.18ベース
- Xen 3.0.3
- 管理機能の強化
- 3Dデスクトップ
- などなど
何より、各種パッケージが比較的新しいものになっており、apache 2.2, php5.1.6, Mysql5などが使えることがいいでしょうね。また、サポートも長く、これから数年は使えそうです。
x86_64向けのDVDイメージが欲しかったので寝る前にtorrentを走らせておきました。はじめはかなり遅かったのですが、無事完了していましたので早速VMware Server上にインストールをしてみました。
- Server選択(Xなし)
- インストールはグラフィカルで全く問題なし
- インストール後の容量1.32GB
- 再起動するとコンソールの設定ツールが起動
- yum updateすると16updates最終的に 2 install, 35 updates
- アップデート&postfixなど少しだけ足した後の
- CentOS 5設定メモ - Wiki@browncat.org 設定の備忘録。ちょこちょこ更新してます。
- CentOS 5サーバ環境の整備 - Wiki@browncat.orgこちらはサーバ関係。ぼちぼちです。
ということで何の問題もなくインストール終了し、無事動作しはじめました。CentOSをまともに使うのは初めてなので、少し様子見してサーバにしようかと思っています。
GUI抜きで1.3GBというのはUbuntu LTS 6.06がインストールしたなりで5-600MBなのと比べるとかなり多いですが、CentOS5はサーバとして仕事で使う可能性の高いRHEL5と互換なのでやはりこちらでしょうね。残念ながら所有しているPCのCPUには仮想化機能がなくKVMが試せないのが心残りですが。
追記:Server GUIをSN21G5(Nvidia nforce 410MCP)にインストールしました。GUIとマウスカーソルに問題がありました。当方ではサーバ用途なのでVESAドライバに入れ替えて使用中(wikiをご覧下さい)。ネットワーク, ATA等は安定動作中。
]このCentOSってRedhatにとってもいいディストリビューションなんですよね。RHELを購入してサブスクリプションの費用を支払い続けることは出来ないが、そこそこ信頼性の欲しいサーバというのは結構数があると思うんですが、 RedHat ELには低価格帯のものがない。そこでCentOSという選択肢となるのですね。逆に言うとCentOSを使うということはRHELの潜在的な顧客なわけで。
コメント (2)
初めまして。
Linux初心者です。
私もVista UltimateにインストールしたVMWARE ServerにCentOS5をゲストに入れてみようと思ってたどり着きました。
仮想OSを作成するウィザードの中でOSの種類を聞かれるところではどれを選んだら良いのでしょうか?
Linuxを選んでRed Hat Linux5が選べれば一番近いと思ったのですが残念ながら4までしかなく、Linux→Otherを選ぶのか
Other→Otherと選ぶのか迷ってます。
よろしくお願いします。
投稿者: ukky | 2008年05月22日 19:20
日時: 2008年05月22日 19:20
ええと、うろ覚えなんですが私はRH4を選んだのではないかと思います。
細かいバージョンの指定でどこがどう変わるのかまでの詳細は私も知らないです。
カーネルが大幅に変わる場合なんかは別ですが、一応Kernel 2.6用であればいいのではないかと。なおかつ同じ系統のディストリビューションがあればそれを選んでおいてはいかがでしょう。
投稿者: yamap | 2008年05月23日 15:49
日時: 2008年05月23日 15:49