一部で話題になっているRockboxをインストールしてみました。
これはiPodやiRiverの音質をよくするというオリジナルのファームウェアです。
インストールは簡単ですが、コマンドラインが使えないとちょい厳しい。
本家をはじめとして各所にインストール方法が書いてあるので
いくつかリンクを。
- 本家
- 本家インストール方法
- ITmediaの紹介記事
- Rockbox for iPod (5G 60GB)メモ
- iPodデフォルトOS・iPod Linux・Rockboxの共存法
その他...
googleで探したら
Windows用のInstallerもあるようです。
ちなみにインストールに必要な空き容量は数メガバイト程度です。
起動してみたところの感想は。。。。
デフォルトの見栄えがしょぼすぎる(笑
注意というか使い方で迷った点を2つ。
iTunesから入れてある音楽はTagCache機能を使わないと再生できません。
最初音楽が何も見えずに迷いました。
メニューから[General Settings]->[File View]->[Tag Cache]で初期化&アップデート。
詳しくは本家マニュアル4.2章をご覧ください。
ファイルが見えたらAAC 192kbpsの音楽ファイルが普通に再生できるようになりました。
言語設定があって日本語も選べますがフォントが入っていないと操作すら出来なくなってしまいます。ご注意。
日本語フォントについてはrockboxのフォントの解説さんあたりを参考に。
私的ないいところはなんといってもCrossFeed再生が出来る点です。
オリジナルのiPodのファームウェアではヘッドフォンで音楽を聴いていると、
音が左右に完全にセパレートされていて
音が頭の真ん中で焦点を結ぶ感じですが、
これは左右の音を混ぜて擬似的に音場をずらし
前方から聞こえてくるようにする機能です。
Rockboxでは再生中にもOn/Off出来るので効果が体験できます。
すうっと音が移動するような感じで面白いですね。
平坦だった音が立体的になった感じです。
バッテリーの持ちがオリジナルiPodより悪いようなので常用するかどうかは微妙ですが
確かに音楽をより楽しめるようになります。今後に期待です。