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私的録画録音補償金

なんだか大人しくなっていたなと思ってた私的録画録音補償金が再燃しているようです。
これは書き込み可能な媒体(CD-RやDVDR等)にかかっている
業界に対する補償金をiPodなどのデジタルプレイヤーにも課金しようという話です。

音楽や映画に対価を支払うのはやぶさかではありません。
楽しませてもらうのだから当然だとおもうのです。

しかし現在の補償金でも金の動きが不透明で
本来の目的であるアーティストに還元されていないという
報告もあったり納得いかないものだと思うのですが、
今後の売れ筋であるiPodなどのデジタルプレイヤーにも課金するなんて問題外でしょう。
もしそうなれば携帯電話も含まれるかもしれません。

私は自分のCDからリッピングした音楽か合法に購入した
曲を聴いているのであって違法ダウンロードなどしたものなどはではありません。
それなのに、なんでこんなお金を払わないといけないのか?
二重払いなんてする気はさらさらありません。

誰もがタダで見たい、聴きたいと思ってるわけではないと思うのです。
音楽や映画をコピーするより買うほうがいい!というモラルや
買いたいと思わせる価格や価値を付加することこそ本筋のような気がします。
iTMSのような価格やサービスも音楽や映画の流動性を高めて販売に寄与すると思うのです。
僕などはもし非圧縮や192kbps以上のエンコードの高品質な音楽が
ダウンロード販売で買えたらCD買わなくなるかもしれないですね。

昨日本屋で”タダでダウンロードし放題”などという記事がトップにでかでかと
のっている雑誌?ムックが本屋に結構並んでるのをみて、
ヘンなものに課金するより、こういうのこそ取り締まるべきじゃないのか?
こういうとこからこそ、金取ったほうがいんじゃ?
と思ってしまいました。

ぶっちゃけスキャンして内容ばら撒けば本なんてものも買わなくてOKって話でしょう。
実際やられているものもあるみたいですし。
あの書籍を出してる出版社、自分の首閉めてるってわかってんだろうか。。。
まああんな雑誌にはそんなことする奴いないだろうけど。。。

話はそれました。場末のblogでほざいても何の影響もないでしょうが
少しでもこういった不透明で業界自体がダメになるような議論は止めて、
デジタル化に即した前向きで建設的な方向へと議論を進めて欲しいものです。

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2006年04月11日 01:22に投稿されたエントリーのページです。

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